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死ぬ程洒落にならない怖い話-リサイクルショップ

オカルト
178 本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) 14:46:47.69 ID:FvkkUeOWO
俺が大学生生だった10年くらい前の話なんだけど
自称霊感の強い後輩Aと古いリサイクルショップへ行ったときの話
リサイクルショップと言っても築30年は軽く経ってそうな
ボロボロの外観の骨董品屋と言ったイメージだ
店の上の看板には「貴金属・骨董品・電化製品・オーディオ」と
手書きで書かれており、おそらく骨董品屋からなんでも屋になったんだろう
もともとAの電子レンジを買うために出掛けてたので
ちょっとのぞいてみようと俺は店に入った
俺は霊感のなんて全く信じていなくて、Aの自称霊能力者も
合コンで目立つための技みたいなもんなんだろうと内心バカにしていたが
そんな俺でも店の中に入った瞬間、違和感というか、なんか嫌な予感がした。
あの感覚はあのとき初めて味わったものでうまく言葉で言い表せない
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179 本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) 14:50:30.78 ID:FvkkUeOWO
でも、その嫌悪感の正体はすぐにわかった
とにかく品物が乱雑に並べられ,骨董と骨董の間にパソコンが置かれてたり
古書が並んでる端にブックレスト代わりに皿が置かれてたり
あまりにも規則性がなさすぎて気分が悪い
店主の姿が見えなくて「万引きし放題だな」ってAに話しかけたが
Aがいない
Aはまだ店先でボーッと上の看板を見てやがる
「おい!あったぞ!電子レンジ5000円」
って声かけたらやっとAが店の中へ入ってきた
A「やっぱり中古はやめとく・・・」
俺「まぁそんな安くもねぇしな5000円」
その後すぐにAがつぶやく「それに何かいる・・・ここ」
一瞬ドキッとしたがイライラしてきた
いかにも出そうな店でお約束の霊感かよって思いながら
「どこらへんにおるの?」と聞くと
黙ってAは上を向く
「上?」俺も真上を見るが薄暗い天井と蛍光灯しか見えない

180 3 2013/08/14(水) 14:52:24.62 ID:FvkkUeOWO
俺とAは店の奥へ向かうと階段があった
一階が以外と広い事にも気がついた
例の乱雑さで商品が並んでる棚が3列置いてあった
俺が階段を昇ろうとしたときAが小声で
「ヤバい。もう見られてる」と言った
コイツ、俺を怖がらせて喜んでんじゃねーか?と思いながら階段を昇った
しかし、一段目を昇ったとき周りの空気が急にひんやりしてるのに気がついた
階段を昇る度に何か嫌な予感がしてならない
進むのがためらわれる
やっと徐々に2階が見えてきた・・・
意外と明るい・・・
最後は足元に注意しながら一気にのぼった
2階の光景を見て愕然とした

181 4 2013/08/14(水) 14:55:19.98 ID:FvkkUeOWO
辺り一面全部着物だ
それも成人式や結婚式で着るような派手な晴れ着だった
ズラーッと奥まで案山子みたいに袖に棒を通されて立っている
その時、奥の着物が揺れたように見えて
そちらに目を向けた
その時はっきり俺は見た。
あきらかに敵意を持った目の女性の顔だった
ゆれた着物の後ろに女性がいる!
俺は急に息が苦しくなった
吐き気がした
後ろから階段であがってきたAが何か言ったが
何を言ったのかわからない
俺はそこで意識を失った
目が覚めるとAとおっさんがしゃべってた
しゃべってる内容はわからなかった
だが自分のいる場所はわかった
まだ二階にいる。もう着物の方は見れない
またパニック寸前になりながら逃げようとするが
うまく立てず階段の前でコケる
Aとおっさんが支えてくれてやっと階段を降りる
すぐに店の前まで出て排水溝におもいっきり吐いた
まっしろなゲロが排水溝に流れる
苦しくて苦しくてこのまま気を失って死ぬんじゃないかと思った
Aが背中をさすりながら「あの目を見ましたよね?」
と聞いてきて、また思い出して吐いた。
Aが「吐けるだけ吐いた方がいいっすよ」と言ってたが
俺は妙に「なるほど」と納得した
Aの言葉通りひとしきり吐くと楽になってきた
俺「アレが幽霊?」

182 本当にあった怖い名無し 2013/08/14(水) 14:57:16.34 ID:FvkkUeOWO
A「そんなところです」
A「でも、幽霊というよりは怨霊だと思います」
A「店主とも話したけどあの着物は全部中古だそうです」
俺「もしかしてあの女は前の持ち主か?」
A「そうだと思います」
A「ここからは推論ですが」とAが説明してくれた
要するに晴れ着は成人の祝いや結婚式に親が
娘に買ってくれる大事なもので、やむにやまれぬ
事情を抱えた女性が質入する場合が多いこと
その晴れ着に対する未練やうしろめたい感情が集中する場所だったこと
俺が見たあの敵意丸出しの目は晴れ着を見に来る客を遠ざけようとする女性達の目で
俺が店に入ったときから見られていたらしいこと

今もあの顔を思い出すと少し気分が悪くなります
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カテゴリ:死ぬ程洒落にならない怖い話

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