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ほんのりと怖い話-久しぶり

オカルト
940 :本当にあった怖い名無し:2013/05/02(木) 19:36:00.62 ID:bsLzJSAk0
百物語にも似たような話があったんだけど。
今年の正月にじいちゃんにあった時の話。

じいちゃん家を8年ぶりくらいに訪ねたんだ。
玄関までじいちゃんがわざわざ出てきてくれた。
「じいちゃん、久しぶり」
俺が声を掛けると、急に膝を崩して泣き出した。
俺は、久しぶりだからって大袈裟だなぁ…なんて思ってたが、そうじゃなかった。
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じいちゃんの口から語られたこと。
それは70年くらい前、まだ戦前でじいちゃんが15歳くらいの時。
まさに今の服装をした俺に出会ったことがあるという。
夏の雑木林で、黒いコートに黒いジーパン。
ここでこの服装をした俺が立っていたということだ。
夏なのに冬の厚着をして、小奇麗な服装をした男だと思ったらしい。
当時のファッション基準でだろう、今じゃ黒づくめなんて単なるオタファッションだ。
その俺?らしい男は、当時のじいちゃんに、
「じいちゃん、久しぶり」
と一言言うと、そのまま雑木林の奥に消えていったそうな。
当時のじいちゃんは「なんのこっちゃ」くらいに考えていたみたい。
だが、今回俺と会ったことで、その記憶が蘇り、思わず涙が零れたという。

ま、単純にじいちゃんが歳をとって、記憶がごちゃ混ぜになってるんだろう。
でも、この話が事実だとしたら、俺はそのうちタイムリープみたいな経験をするのか?
それとも映像だけ過去に飛ぶことってあるのか?
何にしても不思議とワクワクしてしまった。
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