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死ぬ程洒落にならない怖い話-鏡の向こう

オカルト
656 :1/2@\(^o^)/:2014/09/15(月) 22:07:54.68 ID:K6ylgAGc0.net
友人に起こった話。三連休中に久しぶりに会って思い出したので投下。
去年の十月初めくらいに、友人(Hとする)から「鏡の向こうにいる奴とよく目が合う」って相談された。
Hは成績優秀で親や教師から期待されてるような奴だったから、その分無意識の内にプレッシャーを感じて追い詰められてるんじゃないか?って言ってやったんだけど、オカルト好きな俺は面白そうだったので勉強会がてらHの家に泊まりに行くことにした。
で、詳しく話を聞いてみると
・最初に見たのは夏休みの終わり頃、洗面台の鏡を通してHの2m(目測)ほど後ろに立っていた
・それから鏡越しや窓に映る影越しに見えるようになった
・9月半ばから徐々に近付いてきて、今では1mあるかないかの距離にいる
・見えるのは黒っぽい焦げ茶のワックスで固めた短髪の男で、黒っぽいシャツを着ていて、白目を向いている
とのこと。 657 :2/2@\(^o^)/:2014/09/15(月) 22:09:22.03 ID:K6ylgAGc0.net
相談されたその日のうちに泊まる用意をしてHの家に行った。
家中の鏡という鏡に布がかけられていて、使う食器が全部陶器製なのを除けば、Hの家の中は普通だった。
特に何事もなく飯食って勉強してゲームしてHの部屋で寝てたら、夜中に急に目が覚めた。
お、金縛りか?ってwktkしたけど別にそんなことはなく、普通に動けた。
んでトイレでも行こうと思って保安球(ちょっと明るいアレ)をつけて、部屋の空気が妙に淀んでたからカーテンを開けたら、窓の向こうで妙な影が俺の後ろに映ってた。
Hが言ってた例の奴だと直感した。そいつは俺の方を見てるんじゃなくて、俺の布団の上に立ってHを見下ろしていた。影だと思ったのは奴が黒い服を着てるからで、髪の毛は確かに焦げ茶だった。
恥ずかしながら俺は恐怖で動けなくなった。なんていうか、身体の芯が冷たくなる感じがした。
窓から目を逸らしたかったけど、少しでも身動きした途端にそいつが俺の方を向きそうで動くに動けなかった。まぁ、窓に映ってるということは俺の後ろにいるっていうことに気付いて振り返る勇気もなくなったけど。
で、そのまま棒立ちでずっと立ち尽くしてたらだんだん空が白んできて、俺の姿が窓に映らなくなってきた辺りでやっと緊張が解けてそのまま布団に入って寝た。
朝になってHに「夜中に起きたっぽいけど何か見たか」って聞かれたけど、俺はなにも見てないって答えておいた。
Hの布団と俺の布団はすぐ隣だったから、奴とHはもう30cmくらいの距離にいるってことなんだけど、それを受験やらなんやらでナイーブになってるHに伝えるのは残酷な気がしたから。

結局その後も奴に付きまとわれてたみたいだけど大きな事件もなく志望校に合格し、一人暮らしするようになってからは奴の姿を見てないらしい。俺も見てない。

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タグ: 怖い話 
カテゴリ:死ぬ程洒落にならない怖い話

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