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ほんのりと怖い話-不幸な
701 :本当にあった怖い名無し:2013/01/26(土) 09:14:49.31 ID:4CZ1SBvr0実話でかつ、本人としては怖いと思っているのですが、こういった内容でもいいんでしょうか?良ければ続きを書くかも。大学時代の事です。バイト先の友達10人ほどで集まった次の日、集まった友人の家に電話をした。友人は3人でルームシェアしており、一人は全く知らない相手、二人は仲良くしていたのだが、本来かけた相手でない友人の方が電話に出て、僕で...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
702 :本当にあった怖い名無し:2013/01/26(土) 09:18:28.21 ID:4CZ1SBvr0
話は前日集まっていた時に戻る。
みんなたわいもない話をしていたのだが、
突然何でもない事のように「ここにいる人の身内が一週間以内に二人死ぬ」と言う内容の事を僕が話していたのだ。
あまりに何でもない口調で突然言うものだから、
一瞬会話が止まったが、みんな無かったことにしたかのように元の会話に戻った。
そもそも、当の本人がせいぜい『後ろのコップが倒れそう』と言った程度の認識で自然に口走ったので、
言われるまで気にもかけていなかった。
703 :本当にあった怖い名無し:2013/01/26(土) 09:21:16.46 ID:4CZ1SBvr0
そして数日後、同席していた別の友人のお父さんが車にはねられて亡くなった。
これが記憶にある最初の予知?だったのだが、
この後、無意識にどうにもならない未来の不幸を言い当てる事が何度となく起こった。
正直最初は『不幸な』という事には気づいてなかったのだが、
知人の新聞記者に少し話した時に、「予知って不思議と悪いことが多いよね」と言われて気付いた。
確かに良い事を予知した事はまるでない。
704 :本当にあった怖い名無し:2013/01/26(土) 09:23:53.28 ID:4CZ1SBvr0
第三者としてはただ不思議な話だろうが、
気付いてしまった後は自分が不幸の発生器のような気がして、怖くてたまらなかった。
怖くて怖くて、こんなこと判らなくていい!と強く念じ続けている内に、こういった事は次第になくなって行った。
そして5年くらいは何事もなく過ごせた。
708 :本当にあった怖い名無し:2013/01/26(土) 10:20:29.90 ID:qpLiQsbq0
悪い予感は、ある意味危機回避能力と言ってもいいだろう。
動物なんかがそうだが、地震が近付くとネズミが居なくなったりと言った話は良く聞く。
見えてしまっている彼は、そういう能力に長けているのではないかな。
709 :本当にあった怖い名無し:2013/01/26(土) 10:53:21.88 ID:4CZ1SBvr0
一応本人なので…。
正確に言えば『見えて』いる訳じゃないんですね。
まるで、そこにある事実のように感じると言った感触だったんです。当時は。
そして、危機回避と言っても、手の出せない領域で何一つ変えられなかったのですが…。
続きはどう書くか悩んでます。
どう繋がるのか関係ないのか、自分でもよく判らないいろんな経験してるもので。
ほんのりと怖い話-温水便座の蓋
673 :本当にあった怖い名無し:2013/01/25(金) 01:29:13.31 ID:thAdmvgr0どこかに書きたくて、だけどどこに書けば良いのかわからなくて、探していてここに辿りつきました。とても後悔している事があり、その後悔は日増しに強くなります。だからここで吐きださせて下さい。...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
今から3年前に主人が亡くなりました。
節約が好きで堅実で真面目な人でしたので、無駄な電気はこまめに節電するように心がけていて、
いつも「もったいない」が口癖でした。
温水便座も蓋を閉めれば節電になるということで、主人の提案で毎回蓋を閉めることになりました。
ところが、ある時突然「トイレの蓋は閉めるな」と、物凄い剣幕で主張し始めたのです。
最初は意味が良くわかっていなかったし、事の深刻さにも気が付いてあげられませんでした。
癖になっていたので使用後は何度も蓋を閉じていたのです。
その後主人は「トイレに何かいる」と怯え始めました。
蓋を開けると水が溜まっているはずの空間に、真っ暗な空間がぽっかりと穴をあけていて、
そこに吸い込まれそうになるなどと言い始めたのです。
そのような主張はただの冗談だと思ってました。
そしてあまり真剣に聞く耳を持たなかったのです。
あの時、きちんと聞いてあげていれば。
そして主人の言うことをもっと信じてあげれば良かったのにと、今でも苦しくなる事があります。
用があって外出から帰宅した土曜の昼過ぎに、主人はトイレの前で心臓発作を起こし、倒れていたのです。
「トイレに何かいる」と何度も怯えていたのに、その日も誤って蓋を閉じていたのです。
結局因果関係は掴めませんでした。
私は何も気配を感じません。
でも何か見える人には見えるのかもしれません。
ほんのりと怖い話-凶刹
439 :本当にあった怖い名無し:2013/01/17(木) 20:44:08.76 ID:YGUuWoQQ0うちの家はむかーしむかし鬼退治のお供をしたそうで、それ以来家に不幸がある時は凶刹が出る、らしい。鬼が出るんだか、蛇が出るんだか、具体例は知らない。そういう言い伝え。多分それを実体験した。去年の秋頃祖父が亡くなったんだが、亡くなる前日、自宅療養中だった祖父を見守りに俺と従兄弟が来ていて、夜中にちょっと一服しようと庭に出て2人でタバコ...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
440 :本当にあった怖い名無し:2013/01/17(木) 20:46:53.00 ID:YGUuWoQQ0
「おじさん、何してるんですか?」と話しかけたら、
「もうすぐ死ぬけんの」とか言った。
おいおい縁起でもないと思ったら、従兄弟がカッとなったのか「何言うとるんか!」と怒鳴った。
けどそのおじさんは「もうすぐ死ぬけんの」とまた言った。
「やめてください」
「もうすぐ死ぬけんの」
「ちょっとおかしいで」
「もうすぐ死ぬけんの」
ヤバいおじさんが来てしまったのでは、と思って家の中の誰かに言おうと振り返ったら、
「あっ!おらん!」と従兄弟の声。
垣根を見ると確かに誰もいない。
落ちたのか?と思って垣根に近寄ったけど、下の道路にも誰もいない。
441 :本当にあった怖い名無し:2013/01/17(木) 20:50:07.15 ID:YGUuWoQQ0
変な人がたまたま来てしまった、ってことでその後は従兄弟も俺も誰にも言わなかった。
でも次の日の朝に、祖父が急死した。
もう長くないから、ってことで自宅療養だったので、いつかは亡くなると思ったけど、
まさか本当に翌日になるとは思わなかった。
あのおじさんが預言者とも思えず、あれがうちの凶刹なのかな、と思った次第。
ほんのりと怖い話-家が2つある
350 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 18:54:30.83 ID:e5D8jYHc0これは去年の夏にあった話なんだが、まず、俺の家の説明をさせてくれ。俺の家は近くに2つあって、1つはマンションでもう1つは一戸建てなんだ。なんで2つあるかっていうと、一戸建ては元々ばあちゃん家で、今うちのマンションの方で介護してるから誰も住んでなくて、弟が学校帰りにピアノ練習したり、ちょっとよってくつろぐ位なんだ。ちなみに俺は19歳の大...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
351 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 18:59:27.64 ID:e5D8jYHc0
んで、俺は夜によく地元の体育館のトレーニングルームを使うんだ。使用料安いから。
その日も体育館に行ってたんだ。
そうだ、うちの親は共働きで、父は夜勤で母はたまに夜勤が入る。
その日も母は夜勤だったから、夜家にいるのは俺と弟とおばあちゃんだけになるんだ。
んで、俺は9時位まで体育館にいて、家に帰ってきたらおばあちゃんしかいなくてさ、めちゃくちゃ焦った。
352 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 19:05:23.70 ID:e5D8jYHc0
それで焦った俺はまず、母に電話したんだよ。
そしたら母も血相を変えてさ、そりゃまあ小学4年生が夜の9時に居なくなったら焦るのは仕方ないよな、俺も焦ってたし。
それで、とにかく思いつく所に電話しろって言うから、弟の友達の家とか色々電話しても居なくて、
そんな時、もしかしておばあちゃん家にいってんのか?って思って、一応かけてみたんだよ。
そしたら、ちょうど繋がってさ。
良かった!って思って、「おい、お前何やってんだよ!みんな心配したぞ」って言っても、電話の向こうでは何も言わないの。
んで、変な奴って思ったけど、その時は焦ってたから、
とりあえず「聞いてんのか!とりあえずそこにいろ!迎えに行くから」って言って、電話きったんだよ。
353 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 19:11:02.94 ID:e5D8jYHc0
そして、支度して出て行こうと思ったら電話が鳴って、誰だよ!って思ったら体育館からだったの。
んで、『あの、Aさん(俺の名前)ですか?』って言うわけ。
だから「そうですけど、何か忘れ物しましたか?」って聞いたら、
『えと、弟さん(弟の名前)がいらして、いまこちらで保護しているのですが』って言われた。
俺は「は?」ってなったんだよ。そりゃそうだろ、さっき電話で話したばっかりなんだから。
でも、体育館から電話があったから、
もしかしておばあちゃん家から勝手に体育館まで行ったのかと思ったんだよ。徒歩5分位だから。
355 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 19:17:44.26 ID:e5D8jYHc0
んで、体育館に行ったら弟が泣いててな、「どうしたんだよ」って聞いたら、
夜に家にいたら何か怖くなって、お兄ちゃんの所に行こうと思ったって言うんだよな。
とりあえず、体育館の人に謝って家に帰ったんだけど、
この時なんとなく聞いてみたんだよ、「何で、まずおばあちゃん家に行ったんだ?」って。
そしたら弟は何のことか分からない顔して、「おばあちゃん家になんか行ってない」って言うんだよ。
そん時に気づいたんだよな。あの時電話に出たのはもしかして弟じゃなくて、他の何かなんじゃ無いかって。
それで、一応おばあちゃん家の電話の着信履歴を次の日見に行ったら、ちゃんと会話したことになってんだよ。
それを見た時は本気で背筋が凍ったな。
356 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 19:20:16.61 ID:ZNt2Fx0IO
バーチャンと弟さんが無事でよかったな
電話に出たのは幽霊か?泥棒だったりしないのか?
358 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 19:21:55.22 ID:e5D8jYHc0
>>356
家を開ける時鍵掛かってたから違うと思う。
俺も最初は泥棒かなんかだと思ったんだけどね。
この事は誰にも家族には話せないわ、みんな怖がると思うし。
ほんのりと怖い話-フードをかぶっていた理由
319 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:01:03.57 ID:AIV27CfB0俺は今までで三人の女性と交際してきた。その中でも飛びきり色白で可愛くて性格もいい女性か今の彼女なんだが。まぁ馴れ初めは、地方の大学入学してすぐに部屋の近くのコンビニでバイトを始めたんだけど、深夜に俺が深夜に入ってる時にいつも来てくれる女の子がいた。フードを深くかぶって印象的だったその女の子に、「あの、これ、お願いします」ってな感...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
320 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:11:53.83 ID:AIV27CfB0
メールをしてる期間は一度も会わなかったし、告白もバイト終わりの朝に告白された。フードをがっつりかぶって。
OKだしたらフードでも嬉しくて、2828してるのが見えて、俺もそれにほれてしまったんだろうと思う。
結局フードを取るようになって色白美人を拝めたのは一回目のデートだった。
その時からおかしな事を言い出してた気がするんだが、先週その彼女にぞくっとさせられた事がある。
321 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:21:22.55 ID:AIV27CfB0
俺の部屋で映画を二人で見ていたんだが、この日はよくすり寄って来たんだけど、
いきなり「なー、なんで私が○○(俺)にコクるときフードしてたかわかるー?」とか言い出した。
いきなりだったし、二人とも酒も入ってたから、「しらねーw」 って適当に流した。
「…あのさー○○(俺)が高二の時にさー死んでた蛇埋めてたでしょ?」
「?そんな昔覚えとらんわ」
「私は知ってるんよ、○○(俺)がコンビニに自転車でいく途中に見かけて、降りて埋めてったの」
思い出した。けど、その事は誰にも話してないし、彼女とは出身もかなり違うし、知るはずがないし…
もうこの時は酔いがぴたっと止まってた。
323 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:33:28.46 ID:AIV27CfB0
「でな、私は○○(俺)をコンビニで見かけた時、運命感じた、とか思って。
○○(俺)も私のこと顔知っとると思ってたから、フードかぶったん」
俺はもう意味がわからなかった。
もし俺の顔を三年間覚えていたりしたということなら怖いし、ガクブルしたんだ。
「は?は?ちょまって何でそんな…え?」みたいな感じに焦ってたら、
「もー逃がさないよ」と言われて、腕に腕を絡ませられた。無茶苦茶相手の肌が冷たく感じた。
慌てて振りほどいて、「風呂入ってくるは!」って逃げたんだけど。
326 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:40:58.95 ID:AIV27CfB0
その時にテンパってなのか酔ってなのか、便所で嘔吐した。
鳥肌も凄かった。なんか体の芯から冷えて凍え死ぬかという感じだ。
「○○(俺)○○(俺)wパジャマ忘れてるよー」
陽気な声色で風呂場とトイレのある周辺まで迫ってきた。
何時もなら何ともない会話だが、自分の心拍数が上がってる気がしてならなかった。
329 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:50:40.01 ID:AIV27CfB0
「…お、おーそ、そこに置いといて」的な感じで、少しトーンおかしく返事した。
彼女は俺のパジャマとパンツを着替えのスペースに置いて離れてった。
そっから普通に風呂も入って、彼女がTVを見ている部屋に戻った。
「おかえりんごー」と笑って迎えてくれる彼女の手を握ってみた。
先ほどの芯まで凍る冷たさは無くて、酔いが回って少し火照った暖かい彼女だった。
前から少し電波っ毛があるのは知ってた。
だけどここまで気味が悪く感じられたのはこの日が初めてだったよ。
まぁ、山も何にもないしただ長かったけど、大体こんなもんなんだ。
330 :本当にあった怖い名無し:2013/01/15(火) 01:56:43.89 ID:AIV27CfB0
昨日彼女に、それで肝を冷やした、どこで聞いたんだ見てたんだ、と聞くと、
俺の住んでた周辺に知り合いはおらず、行ったことのないらしい。
だけど俺をコンビニで見かけた時に、高二の俺が死んだ蛇を手で埋めてたのを思い出したと言っている。
相変わらず電波な奴だが、これは蛇が恩返しで引き合わしてくれたと強引に解釈することにしてる。
ほんのりと怖い話-井戸埋め
241 :本当にあった怖い名無し:2013/01/12(土) 21:40:09.40 ID:7DEOQCAe0幽霊屋敷みたいな古民家を取り壊すときに、いろいろあった。いろいろは、「プププ、またそのパターンかwww」みたいな、怪談話見てる人なら一笑にふすようなことなので割愛する。...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
結局最後までトラブル多発の元凶、鬼門になったのは古井戸。
会社で現場組で「ああー、やだなあやだなあ」言ってたら、事務の兄ちゃんが、
「古井戸?それなら任せといて、いい厄除けがあるんよ」みたいなこと言い出した。
んで、結局何するかと思えば、
梅と葦の絵を持ってきて、件の古井戸に投げ込んだ。
「これで『ウメてヨシ』なんだお( ^ω^)」
みんなずっこけた。
が、その後は何も起こらなかった。
彼の故郷(新潟上越)ではポピュラーな井戸埋めの際の厄払い方らしい。
ダジャレ厄除けでみんなの気分が和んで、プラセーボ効果みたいなのが消えたからなのか、
マジ厄除けになったかは知らん。
霊感あるやつなんか居なかったからな。
269 :本当にあった怖い名無し:2013/01/13(日) 21:50:16.76 ID:Xdi8ytMv0
>>241
これマジだもんな。
うちの古井戸を埋める時もこんな感じだった。
神主が梅の枝と葦の葉を放り投げて、「これでウメてヨシ!」と一言。
その後はちゃんと拝んでもらったが、こんなんでいいのか?と家族全員思った。
ちょうど金スマかなんかで放置した井戸がなんたらかんたらと放送してた時代。
ほんのりと怖い話-白い着物の女性
232 :1/2:2013/01/12(土) 11:21:58.03 ID:6FII2GLx0うちの先祖(苗字違うから直系ではない)は、福島でこの前津波で墓や親類がごっそり逝ってしまった土地に代々いた。元は武家で、大名に仕えていたらしい。仮に○家とする。親類らは殆どいなくなり、彼の地を離れていた傍系の人から聞いた。死ぬ前になると、白い着物の人が現れる。綺麗な女の人で、死ぬ人にしか見えないらしい。話を聞いた人の父親が、病室でしきりに「あれは誰...
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ほんのり
カテゴリ:ほんのりと怖い話
233 :2/2:2013/01/12(土) 11:23:26.57 ID:6FII2GLx0
死ぬ間際に、皆が口を揃えて「白い着物の女性がいる」と言っている。
通学、通勤、または家の中とか、場所は様々だけれど、女性は笑顔ではなく、冷たい表情らしい。
実は一昨日、夜中に玄関のチャイムが鳴って、出ようとしたら、
誰もいないのに「やめよ」と手を引っ張られて、部屋ですっころんだ。
焦りまくって、部屋を見たけど誰もいない。
よく考えれば、真夜中でチャイムを鳴らす人などいない。
足音が響くくらいな安普請だが、音もない。
息を殺して、外の気配を伺っていたら、バンっとドアが叩かれた。
ヤバいと思って、布団を被った。
警察とか浮かばなかった。
「大人しくしやれ」と、また近くで女の声が聞こえて、気づいたら気絶してた。
で、昨日、死ぬ間際に迎えに来る女性の話を思い出して、祖母様に聞いてみた結果、
親族がバタバタ亡くなっている、女性の話を聞いた。
それと、先祖が妖怪退治をしたと言い伝えもあるそうだ。
よくわからないけど、祖母様が泣き出したので一緒にお祓いに行く事になった。
以上です。
235 :本当にあった怖い名無し:2013/01/12(土) 14:42:25.04 ID:TloTd9Di0
>233
今ひとつ、よく分からないのですが、ひとり暮らしなんですか?
>実は一昨日、夜中に玄関のチャイムが鳴って、出ようとしたら、
>誰もいないのに「やめよ」と手を引っ張られて、部屋ですっころんだ。
人間?霊?
>「やめよ」
>「大人しくしやれ」とまた近くで女の声
同じ声でした?
そして、どちらも姿は見えないんですよね?
今回、チャイムが別の存在なら、新たな存在の登場になるのかな
>死ぬ前になると、白い着物の人が現れる
殺しに来たとも考えられるし
天国からお迎えに来たとも解釈できますよね
祟り的なことでも起きてるのでしょうか
お祓いに行って夜中の出来事の真相が少しでも分かるとよいですね
236 :本当にあった怖い名無し:2013/01/12(土) 15:00:42.62 ID:6FII2GLx0
>>235
お祓いは行ってきたけど、神社だからさっぱりわからないままですが。
一人暮らしなので、何がいたのかわかりませんが、とりあえず声が聞こえてました。
声は同じ女性だと思います。若い。
祖母の話を詳しく聞いたんですが、○家の敷地には触っちゃいけない塚があったそうです。
妖怪の墓だと聞いていたのですが、津波とその後の色々でどうなったかは不明だという事です。
家族と話しましたが、推測ですけど、女性は先祖の一人で、家系を守っていたのではないかと。
うちに来た何かは、血の繋がりを恨んで祟ってるのではないかということでした。
一応信じる信じないはともかくとして、親類には連絡して気をつけろと言っている最中です。(変な家ですが)
291 :本当にあった怖い名無し:2013/01/14(月) 12:04:24.67 ID:HzThbIVp0
先日、白い着物の女性の話をした者です。
親類が集まる機会が今日あるので話してみたいと思いますが、お祓いとか無意味そうなんで怖いです。
次は自分かもって、少し不安になったので書き込みさせてもらいました。
白い着物の女性は、二十代くらい。
少しふっくらして綺麗だけど、髪の毛も一つに束ねてるだけ。
足元は足袋と草履。
腰帯に白木の短刀?がありました。(コヅカと言ってた)
上記を確認してしまった事から、お察しください。
293 :本当にあった怖い名無し:2013/01/14(月) 12:42:11.33 ID:FB1BkWmX0
>291
チャイムのときに見たんですか?
今までのパターンと違うような気がするんですけど
声を二回も聞いているならお話出来るのでは?
その女性に何が起きてるのか、自分に何が出来るのか等
質問してみるのはどうでしょう
295 :本当にあった怖い名無し:2013/01/14(月) 12:45:05.12 ID:HzThbIVp0
>>293
いえ、霊安室で見ました
次は自分かもです……
457 :本当にあった怖い名無し:2013/01/18(金) 08:38:43.83 ID:+BPPUavG0
で、白い着物の人は元気なのか?
ネタならいいけど、マジで気になる
465 :本当にあった怖い名無し:2013/01/18(金) 19:29:37.39 ID:70IYrE460
>>457
白い着物の女性を見たものですが、従兄弟の葬儀に、祖父が緊急入院と立てつづけてて、書き込み出来なかった。
すみません、一応無事です。
明日辺りに、何も異変無かったら親類の話と合わせて書き込んでもいいですか?
548 :本当にあった怖い名無し:2013/01/20(日) 22:55:36.35 ID:EMGxSant0
白い着物の女性を見たものです。
あれから親類が亡くなったりと続いてます。
つまらないかも知れないんですが、すみません。
親類が葬儀で集まる事があったので、話を聞いてみました。
白い着物の女性ですが、現れたという話は太平洋戦争時にもいたようで、
祖母の兄弟が抑留されていたシベリアで見たという話を聞きました。
その兄弟は死んで、抑留仲間が教えてくれたそうです。
女性ですが、先祖で間違いないだろうと結論がでました。
それで、女性とは別に塚に奉られてたものがいるという話を聞きました。
墓の隣に塚があったようです。その塚に退治した妖怪?が奉られていたようです。
戦国時代に先祖が土地を得るために退治したもので、地元でも墓は触ると祟られると有名だったようですが、
由来は隠されていたみたいです。
夜中に変事が起こったのは今の所五件。
誰もいないはずなのにドアや窓が叩かれたり、変な事故にあったりとしてます。
親類でも連絡してない人がいるようなので、もしここを見てる人で心当たりがありましたら気をつけてください。
神道でも女の神様のお守りを持つようにとの話です。八幡系は駄目とか。
まだ混乱してるので、ほんのり話が出来なくてすみません。
白い着物の女性ですが、葬儀場には近づかず祖父の病室では見かけました。
祖父が俺の身代わりになったようで、本当に悲しいです。
ほんのりと怖い話-とある廃旅館
170 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 21:58:00.97 ID:UTreQNsQ0個人的にほんのり怖い…ていうか不思議な経験をしたので書いてみます。もう6年ほど前の事なんですが…当時私は趣味のカメラを片手にバイクで走りまわっておりました。ある日、先輩と一緒に廃墟撮影に行こうということで、とある旅館跡へバイクを走らせました。172 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:02:21.57 ID:UTreQNsQ0昼過ぎに到着し、ちょっ...
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173 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:06:22.57 ID:UTreQNsQ0
やはり自殺体でした。死後数日は経過しているようで、あとはご想像にお任せします。
ふと足元を見ると遺書のようなものが置かれていて、申し訳ないと思いながらも好奇心で読んでみました。
そこには自分の人生の悔いや反省などが綴られており、人生に疲れたとのことが書かれておりました。
何やらいろいろな苦労が重なり、死を選んだその人を見ると何かやりきれない気持ちになりました。
しかし、あまりにも臭いがきついのと警察への通報などから一度バイクまで戻り、警察へ通報しました。
30分ほどで到着するとのことだったので、タバコに火を点けあまり会話もなく警察の到着を待つことに。
174 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:08:26.97 ID:UTreQNsQ0
パトカー2台と警察のバンが到着し、現場検証と事情聴取のため現場に戻り、
検証を終わらしてパトカーに戻ると、お決まりの軽いお説教が…w
まあ写真を撮りたいとはいえ立派な不法侵入なので、あまりこういう場所には立ち入らないように、とのいつものお言葉w
しかし今回は、仏さんの発見につながったので軽い注意で済みました。(たまに署まで…という事例が過去何度かw)
175 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:11:34.46 ID:UTreQNsQ0
聴取も終わりパトカーから出た時、ちょうど仏さんが運ばれていくところで、二人で手を合わせて見送りました。
まあせっかく足を伸ばしてここまで来たんだからと、海辺を走って美味しいもの食べて帰ろうやということで、
海辺の道の駅へ。
176 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:14:29.40 ID:UTreQNsQ0
レストランで海鮮丼を頬張りながら先輩が、
先輩「お前、あの遺書の最後の方に、お前んとこの近くの地名出てたな」
私「ああ、あそこは有名な酒造があるんですよ。
遺書の最後にも、そこの酒造の酒が最後に飲みたかった、って書いてありましたよ」
先輩「そうか…。よっぽどそこの酒が好きやったんやろうなぁ…」
私「そうですね…。今度供養の意味でも買っていって供えましょうか」
先輩「そやな…。なんかやりきれん遺書やったもんな」
と、飯時に話す話題ではないんでしょうが、後日ご供養に日本酒を買ってお供えすることに。
177 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:18:28.66 ID:UTreQNsQ0
そして数日後、先輩の車で廃旅館まで行くことに。
実は例の日本酒なんですが、割とその酒造では安い方に入る酒でして、
せっかくお供えするのに安酒ってのもなぁ…ってことで、ちょっといいほうのお酒を買って行きました。
現地に到着し、お線香と花を備えてお酒は升にめいっぱい入れて供え、瓶は蓋をして供えました。
その日はあまり寄り道もせず帰宅しました。
179 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:23:52.64 ID:UTreQNsQ0
連日の出来事で疲れていた私は、ベッドに入るとすぐに寝入ってしまったようで、その間に不思議な夢を見ました。
初老の男性が、私にしきりに頭を下げる夢を見たのです。
翌朝、夢の内容を覚えていた私は、あの時の仏さんかな?っと思い、
不思議なこともあるもんだなぁ・・・とあまり気に止めず、もそもそと朝食を食べていました。
180 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 22:26:39.49 ID:UTreQNsQ0
するとA先輩から携帯に着信があり、
先輩『おきとったか。なあ、お前変な夢みんかったか?』
すぐにあの夢だ・・・と直感した私は、
私「もしかして、おっさんがずっとお辞儀する夢ですか?」
先輩『それや!ただそれ以外なにもなかったんやけど・・・』
私「僕もそうですよ。お供えいってよかったんとちゃいます?w」
先輩『そやなwそういうことにしとこかw』
てな具合に、二人共同じ夢を見ていました。
不思議な夢だったんですが、ちょっといい気分でした。
183 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 23:44:20.93 ID:UTreQNsQ0
先ほどの話、後日談がありまして。
そんなことがあってから4年後、
たまたま先輩とキャンプツーリングでその現場近くを通った時に、いってみようかと先輩が言い出し、
現場に足を運んでみました。
そこには、朽ちて半分土になってる花束の跡と、黒ずんでおがくずのようになった一合枡が置かれていました。
もちろん、お供えした一升瓶も。
その時ふと気になって一升瓶に目をやると、なにか違和感を感じました。
185 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 23:50:25.26 ID:UTreQNsQ0
4年間も放置されていたので埃をかぶっているのですが・・・中身が無いんです。
最初は浮浪者が飲んじまったんだろうかとも思いましたが、周りの埃を見ても瓶が動いた形跡は全くありません。
先輩と顔を見合わせ、まさか・・・とは思いながらもその瓶を元に戻し、その場をあとにしました。
その後、近くの道の駅で休憩しながらさっきのことを思い返すと、なぜか少し嬉しい気持ちになりました。
あの仏さんが最後に飲めなかった酒を飲ませてやることができたんだなと・・・。
そのあと道の駅で購入した地酒を一本、またお供えに行きました。
186 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 23:57:25.26 ID:UTreQNsQ0
その日の晩、キャンプ場でテントを貼り、焚き火を眺めながら二人で買った日本酒をちびちびやっていると、
焚き火越しに誰かがいたような気がして、はっと顔を上げると、
そこには誰もおらず、近くの別のキャンパーが見えるだけでした。
ただ、なぜかその時とても暖かいものに包まれたような気がして、自然と笑みがこぼれました。
先輩もなにか感じてたようで、二人共ちょっと笑っていました。
187 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 23:59:34.49 ID:UTreQNsQ0
ふと「乾杯」ってつぶやくと、グラスに何かが当たったような感触がしました。
その日の晩は何かとても穏やかな心で呑みあかし、就寝しました。
旅を終え、自宅に帰って荷物を片付けていると、あの時買ったお酒が出てきたんですが、
なぜかあんまり減っていませんでした。
「結構あの晩飲んだつもりだったのに・・・律儀なおっちゃんやなぁ・・・w」と、また朗らかな気持ちになりました。
もうその廃墟は解体され、今は空き地になっています。
ただ、旅行でそこを通るたび思い出して顔がほころびます。
以上が私の経験した不思議なことです。
146 :本当にあった怖い名無し:2013/01/10(木) 00:37:05.23 ID:hUVhfjko0
去年の夏に残業してた時の話。
一段落したので喫煙室で一服していたところ、横から手を突き出されて「火、貸してください」と言われた。
ライター出して視線を向けると、まあお約束通り誰も居ない。
なんとなく可哀想だったので、タバコに火をつけて灰皿に置いて、俺ももう一本吸った。
ただ灰皿に置いておいただけだったのに、俺が吸い終わるのとほぼ同じタイミングで燃え尽きたので、
やっぱりなんかいたんだろうなと思う。
で、今年に入って会社行ったところ、喫煙室で仲良くなった別会社の人から「最近ここ出るんですよ」と言われた。
なんでも夜遅く喫煙室に入ると、横から手が出てきて「タバコください」と言われるとか。
居着いたうえにタカリ度がひどくなってる…
俺のせいなんだろうか…
ほんのりと怖い話-おばけなんてないさ
79 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 14:57:16.61 ID:RkLWWCD/0長い話になるよ。まとめようと思っても、なんか言い足りないくらいでさ。頭良くなくて、デブなやつがいたとするでしょ。そいつがもし小学生で、大人が驚くほど歌が上手だったらどう育つと思う?一つの例だけど。僕の場合、歌を拠り所にして、歌に人生賭けたいと思うほどの大人に育った。高卒で、母と取引をして上京、上京に反対してる伯父を母に泊めてもらっ...
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107 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 22:35:13.63 ID:RkLWWCD/0
上京の時のようには大学生活は上手くいかなかった。
まず、一番問題になったのが、実家の熟練中居の息子さんと同期入学だったこと。
自分もうちで働くつもりでいたらしくてさ。本人、悪気はないんだろけど、学内で坊ちゃんなんていうもんだから、ばればれ。
噂が広まってくと、そこから色々崩れてった。一番空気悪くなったのが部内。
燃え尽きてないままに里帰りしたから、当然部活は軽音楽部に入ってた。
ロックが音楽の中で最高峰。生き様もロックが最高っていう割に、かっるーいビジュアル系な三年四年のバンドがいたんだ。
これに目をつけられちゃってね。
何かというと、苦労も知らずに音楽やってるやつはカスだ、みたいな扱い。貧しさから音楽性は育つとかいうんだ。
いっちょまえに苦労はしてきたよ、と言えたら苦労しないんだな。
で、部内にただよいはじめたイジメの空気。君子危うきになんとやら。
最初はお決まりのパシリから、苦労を知れって感じでね。
それから、ちょくちょく、数の暴力で金は巻き上げられる。
その金バイトして貯めたお金なんだけどっていっても嘘つくなだってさ。
中学のころのアダ名がブヨンドバッグだった位イジメには弱いタイプだったんで、散々なめにあったよ。
ま、やられっぱなしも癪だから、
学祭の時に、その先輩方がへったくそなB'zのコピーやったので、
曲目を突然変更して、女の子にもてたいだけの勘違い音楽と、プロ目指してた人間とのレベルの違いってのを、
一生懸命な拍手と歌い終わったあともらえる熱唱で見せつけた…んだけど、短慮だったかも。
なにせ、後夜祭のあと半ば拉致られて、
お腹には紫色の痣が残るわ、目の周りは腫れあがるわって感じでぼっこぼこにされたからね。
後片付けの日は家でうんうん唸ってた。いたかったなあ、あれ。
でもまあ、苦労せずにとか、絶対言われたくない言葉だったから、後悔はしてない。
真面目に部活するより、取り巻きの女の子相手にしてるほうが長い人にだけはいわれたくない言葉だからね。
…これもいえたらよかったなあ。
実際には、口止めされたがままに、怪我の理由を聴き取りにきた人に転んだというようなヘタレぶりだった。
108 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 22:36:47.87 ID:RkLWWCD/0
二年になって大分状況は改善した。
新三年で部長になったのが、僕とコンビを組んでたタカオって、TMNの影響受けたDTMマニアなんだけど、
これが就任直後、部内の乱れた風紀を正すといってくれた。
名指しはせずに、暴力沙汰が横行していたら、いつ部活が永久活動停止になってもおかしくないって問題提起。
これがあると相手動きづらくなるのよね。ほんと助けられた。
釘指すように、部内でいかがわしい異性交友の噂もあるからこういうのも気をつけてほしいと。
それでもかげで、ぶんなぐられたりってのはあったけどね。
一番マシだったボーカルが抜けて、音痴のボーカルしか手元に残ってなかったから、
ますますレベルの違いが浮き彫りになって、相当苛立ってたみたいだし。
とはいえ、金巻き上げられるのはぴたりととまったから、それが有難かった。
ま、因果応報っていうのかな。
ドラムのセンパイは、バイクの事故で利き手の指を粉砕して、一時バチ握れなくなった。
リハビリ後も前よりよくハズす腕前にグレードダウンしてたけど。ノリすらなし。
それで本格的にバンド活動休止になって、たまにしか姿みせないようになったっけ。
三年になったら、ほんと別世界。もう、センパイ方はいない。
ま、見て見ぬふり決め込んでたのと交流がうまくいくかっていったら、そうじゃないけどさ。
二年間障らぬなんちゃらにたたり無しーでやってこられて、今更声かけて来られても困るしね。
でも、新入生相手には面倒見よくしていたら、そっちで部内で良い具合に交流がつくれていった。
なんでそんなに上手なんですかって言われることも多かったので、上京して挑戦してた頃のこといったら、
プロのトレーナーについてたのが相当凄いと思われたらしく、ほんとあれこれと相談受けるようにもなった。
ようやく僕の大学生活ははじまったなあ、という感じになった。
代わりに、タカオとの別れを経験したけどね。
学業も忙しくなって、部長業務あるから、DTMのための時間とれなくなったとコンビ解消。
ま、アカペラでFly me to the moonとか、愛の讃歌歌ってられるだけで幸せだったし。
幸い、自分のバンドの分以外に、僕と即席で組んでくれる相手にも新入生限定でならことかかなかったから、
他大学を招いてのセッションとかもどうにかこなせてたっけね。
109 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 22:37:43.31 ID:RkLWWCD/0
この頃の僕の日課というと、ゴミ焼却炉のあるあたりで、人知れずおばけなんてないさを歌うこと。
なんか、振り返るとあのアパートでの日々のほうが、一年二年と過ごした学生生活よりもよくってね。
サンドバッグだった頃は、あえて思い出さないようにしてたけど、事態が解決して気が緩むとほんと懐かしくて。
すっごく懐かしくて、福の神様に届けといわんばかりに歌ってた。
ある日、気がつくと三階の窓から誰か見てるのがみえた。顔をあげる頃にはいなくなった。
それから時折、視線を感じるようになった。
なんだかなあと思いつつ、でもほかにこういう歌を歌える場所もなかったので諦めてた。
しばらくして、視聴覚室での練習日に、見覚えのあるようなないようなって感じの部外の女子がきた。
この時の僕は、招待されたJazzセッションのために、Autumn Leavesの練習してたはず。
これ、Jazz男性ボーカル曲の定番のなかでは、とびきりボーカルの難易度高い。
歌いながら、あ、なんかきたなと思ってチラ見してたら、行儀よく腰掛けた後でうっとりしていくのが見えた。
歌い手と聴き手の関係って、ただの送受で終わらないことあるんだな。それが好きなの。
一曲終わるまでのすごい短期の恋愛みたいになることがあって、それがその時に起こってた。
陶酔してくれるような聴き手がいると、歌い手も実力以上に歌えたりするんだ。
僕はどっちかっていうと、ちやほやされるところが原点だから、歌い手としては致命的なほどメンタルが弱くってさ。
それが、デビュー出来ずに終わった原因なんだけど。
具体的なオーディションとかでは、面接官って仏頂面なことが多いからね。
勝手に調子崩して沈むって失敗繰り返してたのさ。
ましてや練習なんていうと、粗が出て当たり前なのに、すごく気持ちよく歌えたんだ。
「今日はいつものおばけの歌は歌わないんですか」
「え?」
「おばけってなんすか先輩」
「おばけなんてないさ、おばけなんてうそさって」
「エー!?先輩ああいうのも歌うんすか」
怖がりだったんすかーとか、からかわれまくったなあ。
110 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 22:39:38.42 ID:RkLWWCD/0
「…んー、まあ思い出の曲でね」
「あ、すみません。内緒?」
「…いいけどね。秘密の練習場所によく来てたのって君?」
「はい。ここ数日見かけなかったので」
「本番近いから調整でね。いや、でも嬉しいな。わざわざ来てくれるなんて」
「あ、私法学部二年の潮田です」
「法学部?頭いいんだ。僕は文学部の三年の三木。
僕の偏差値で入れそうなのが、史学科だけだったってかんじ」
「さっきの歌、良かったです」
「見てて分かったよ。ありがとう。あんまり居心地良さそうだから調子出たよ。
部内だとJazzとか興味あるの少なめで、Rockとか中心だからさ」
「専門は、童謡とかわらべ唄ではないんですね」
「ジャンルはごった煮。サブちゃん歌ってさぶーとか言われるし。そこらの後輩に」
「いや、そんな絶対零度なギャグ言いませんて。そういや、先輩、ほんっと色々っすよね。歌い分けばっちりだし」
「演歌好きのおじさんとか、ポップ好きのおねえさんとかに囲まれて育ったからね。
最初っから特定ジャンルに傾倒せずに、色々齧ったおかげかな」
「おもしろいご家庭なんですね」
「ああ、いや。家庭っていうか、家が旅館でね。ファミコン代わりに、カセットテープ時代のカラオケの機械で遊んでたから」
「あ、おぼえあります。ゲームボーイ欲しかったんですよ、結局買ってもらえなかったな。…また、来てもいいですか?」
「もちろん。興味あるなら、入部する?」
「カラオケ上達なんて気分で入ってもいいんですか?」
「どうぞ。目標なんて、個々でそれぞれだし。僕もマイペースに上手になりたいってだけ」
「凄く楽しそうだから。入部、します。かけもちなんですけど」
「他になにかやってるの?」
「創作ダンスをちょっと」
「大人しそうに見えるのに、案外運動好きなんだ」
「いえ。断りきれなくって」
「ああ、その気持は、とってもよくわかる」
111 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 22:42:14.35 ID:RkLWWCD/0
「そうだ。あの方も部員さんなんですか?」
「あの方?」
「えっと、セーラー服の」
「…え?」
「はじめて、歌声に気づいた時にみかけて。なんだか楽しそうで。
それで、ふと足を止めたら、先輩の歌が聞こえたんですよ」
「セーラー服…」
「はい。大学構内だから目立ちますよね。あ、漫画研究会とかでしょうか」
「…いや、多分違うと思う」
も し や。ええいままよと歌い出す。おばけなんてないさ。
だけどちょっとだけどちょっとと歌っている最中に、窓ガラスにだけ映る不気味な影がみえたー。
なんでいるの。連れきちゃってるよ。福の神さま。
「まじうけるー!軽音でそういうのなしでしょ」
げっらげら笑い出す周囲。どうもあの福の神様の周りには笑いが巻き起こるみたい。
で、まあ胸のあったかーい話なんだけどもだね。まーそれだけともいかないんだよ。
例えば僕が男子トイレに入ってた時に、うひゃあなんて大学生にもなった男の悲鳴が聞こえる。
も し や、と思うと、今なんか清掃具入れに入ってく女みたとか震えてる。
開けてみてももちろんいない。
研究棟の屋上で、誰もいないからと気分よく歌ってたら、下のほうであがる悲鳴。
も し や と思って降りてみたら、女の子が上から落ちてくる女性を見たとか半狂乱。
これってもしかしてお祀りねだられてるのかと、理解。
とりあえず悪戯っこに戻った罰として、折り紙でつくった箱に油性マジックで神棚って書いたら、霊障収まった。
結局、大学卒業まで女将候補は現れず。ま、馬鹿なのに卒業できたという幸運には恵まれたかな。
実家に戻ってからは、時折セーラー服の女性が、従業員の入浴時間の外れに露天風呂で目撃されたりして、
なんだかもう、押しかけ女房されちゃってる気がしないでもない。
それならそれで、裸位見せろーと自室で言ってたら、運悪く母が扉を開けてえらい恥かいたりもしてる。
一緒に風呂位はいってもらえないものかねえ。
水の中が黒っぽく見えたと思ったら、土左衛門みたいに女が浮かんできたーとかでも、この際裸ならいいやとすら思う。
113 :本当にあった怖い名無し:2013/01/08(火) 22:47:53.36 ID:RkLWWCD/0
以上僕から見たお話はおっしまい。
今では潮田さんとか事情知ってて、それによるとさ、
実はね、アパート暮らしの時にお供えしてたものさ。
貧乏暮らしだったから、なんかもったいなくって、お供えしては飲み食いってやってたのよ。
供えるために買ってきた日本酒に手をつけたのも一度や二度じゃなくってね。
どうもそれがとってもまずいんじゃないかって話。
みんな気をつけてね。お供えものには手をつけちゃダメダメ。
さーって、風呂はいってくるー。
おばけだって愛さーっとな。
ほんのりと怖い話-青い靴下
51 :本当にあった怖い名無し:2013/01/07(月) 21:06:54.04 ID:0J2oSPCg0一昨日、帰省中の実家で起こったこと。買い物から帰って玄関のドアのところでふと後ろを振り返ったら、青い靴下だけが歩いていた。スニーカーソックスとかいうやつ?足首までしかない短い靴下。よく見ると、それはしばらく前に無くしたお気に入りの自分の靴下だった。靴下だけがペタペタと歩いていて、本来体があるべきところには何もない。驚いて凝視してい...
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52 :本当にあった怖い名無し:2013/01/07(月) 21:10:01.97 ID:0J2oSPCg0
そうしたら何も見えないけれど、確かに手ごたえがあって、靴下が数段下まで落ちていった。
自分の見慣れた靴下だったからか、全く恐怖は感じていなかった。
するとまた靴下が階段を上ろうとしていたので、
「来るな!家から出ていけ!」と叫んだら、
一瞬靴下の動きが止まって、後ろを向いて歩きだした。
それを見たら何故か急に腹が立ってきて、
「靴下は置いていけ!」と言ってみたら、
もぞもぞと靴下が動いてくしゃっとなって地面で動かなくなった。
ホントに透明人間が靴下を脱いだみたいだった。
53 :本当にあった怖い名無し:2013/01/07(月) 21:11:53.21 ID:1xMNPlAO0
素直すぎてかわいいw
54 :本当にあった怖い名無し:2013/01/07(月) 21:12:06.09 ID:0J2oSPCg0
その時急に恐怖が襲ってきて、靴下を回収することなく家に入ってしばらく震えていた。
しばらく経ってから靴下の様子を見に行ってみたら、靴下は無かった。
風で飛ばされただけかもしれないけど。
そのあとは別に何も起こっていない。
透明人間だったのかな~。
でも言うこときいちゃうあたり、悪い奴じゃない感じだった。
55 :本当にあった怖い名無し:2013/01/07(月) 21:16:26.22 ID:0J2oSPCg0
>>53
今思うとねw
でもその時は、お気に入りの靴下を盗まれたと思ってすごく腹立ったw
んで、靴下脱がせちゃったら全く動きが見えなくなっちゃう!って気づいたら、
どこにいるか分からないからめちゃくちゃ怖かった。
ほんのりと怖い話-猿の像
901 :本当にあった怖い名無し:2013/01/03(木) 23:48:57.27 ID:S/pYhNsv0この間仕事で取引先の会社を訪問して、応接室に通された。その部屋に入るのは初めてだったが、高価そうな洋画の横にどす黒い不気味な像が置かれているのに気がついた。お茶をいただいて担当者と仕事の話を始めたものの、その像がなんか気になる。けどもいきなり関係のない質問をするのも不躾だと思っていたら、「カタログを持って参りますので少々お待ちく...
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902 :本当にあった怖い名無し:2013/01/03(木) 23:49:50.44 ID:S/pYhNsv0
しげしげと見ていたら突然、猿の大きく開いた口の中から赤黒い芋虫のようなものが出てきた。
それは猿の体のように干涸らびてはおらず、ぬめぬめと濡れて伸び縮みしている。
うわっ、と思って後じさったら、猿の口がしわがれた声を発した。
「ユレル、ユレル・・・アシタ、アサニユレル・・・」
はっきりそう聞こえた。
そして芋虫のようなものは引っ込んでいき、それ以後一言も発しない。
呆然としていたとろに担当者が戻ってきた。
「ああその猿、興味を持たれましたか。みなさんそうなんです。
なんというか、場違いですからね。
これは弊社の先代の社長が大切にしていたもので、
何でも決断に困ったときなんかに・・・予言をしてくれたんだそうです」
903 :本当にあった怖い名無し:2013/01/03(木) 23:50:21.63 ID:S/pYhNsv0
「・・・予言・・・。これまで聞かれたことはありますか」と俺がやっと言うと、
「はは、まさか。音一つ立てたこともありませんよ。
まあ処分するわけにもいきませんし、これでもけっこう話題のないときには役だってくれるんです」
ソファーに戻ったらやっと落ち着いてきた。
今見たことを話そうかと思ったが、担当者の口ぶりからすると、下手な冗談としか受け取られないだろうと思いやめにした。
なんとか打ち合わせを済ませて社に戻った。
家に帰ってから、防災用品の確認をしたり、風呂桶に新しい水を溜めたりいろんな準備をした。
『ユレル』という予言なら、地震としか考えられない。
かといってこれをまさかテレビ局や政府の機関に報告するわけにもいかない。キチガイ扱いされるだけだろう。
迷ったものの会社の同僚にも話さずじまいだった。
ただ実家の両親には、明日の朝に地震があるかもしれないから用心しろと連絡はした。
やはり信じている反応ではなかった。
904 :本当にあった怖い名無し:2013/01/03(木) 23:50:52.87 ID:S/pYhNsv0
緊張して眠れなかったが4時には起き、
いつでも飛び出せるよう貴重品を入れたバッグを持って待機していたが、特に何もない。
そのうちに出勤の時間になったので会社に行くことにした。
8時を回ったが何も起きない。
いつもモーニングサービスを食べるホテルに寄ったら、混雑していて相席になった。
素早く食べてしまおうとしたら、テーブルの上のベーコンエッグの皿やオレンジジュースがガタガタ揺れたので、
「キター」と言って立ち上がった。
店内の客がいっせいにこっちを見た。
すると相席だったハゲのサラリーマンが、
「ああ、すみません、すみません。わたしの貧乏ゆすりです。悪い癖でついうっかり」
それ以後何も起きないまま一日が終わった。
ほんのりと怖い話-女の子の神隠し
794 :本当にあった怖い名無し:2012/12/30(日) 21:11:27.74 ID:eyvNsHzd0うちの昭和7年生まれのばあさんの、さらにばあさんが子どもの頃の事だから、明治か江戸時代??かもしれない話。それがわが家に伝わってきたのを書いてみる。そのばあさんが12歳ぐらいのときに神隠しにあった。当時は里子に出されたり人買いに売られたりなんてこともあったそうだが、そういう親が事情を知っていて、いなくなったのではなく本物の神隠し...
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795 :本当にあった怖い名無し:2012/12/30(日) 21:12:01.79 ID:eyvNsHzd0
それからじいさんは「本当はネズミがいいんだが時間がない」と言いながら、
大きなガマを捕まえてきて、鎌の先で腹を割き、内蔵を櫛にまんべんなく塗りつけた。
同時にアワかなにかの実をぱらぱらふりかけた。
その晩、じいさんが櫛の箱を枕元に置いて寝ていると、なにかがやってきた気配がある。
じいさんは起きていたんだが、体が動かないし、叫ぼうとしても声も出ない。
そのときに笹みたいな匂いが強くしたそうだ。
何かかなり大きな妖物がきている圧迫感がある。
妖物は枕のすぐ上にある櫛箱に手をかけたようだが、
ビーンと弾く音がして、さらにパシッと叩きつけられたような固い音がする。
そして「けがれ・・・」という咳が言葉になったような声がして、気配が消えた。
しばらくじっとしていたら体が動くようになったんで、明かりをともしてみると、
櫛が箱から出て床に落ちており、櫛の歯がばらばらに折れていたそうだ。
で、ばあさんは、昼前に集落の氏神の森から歩いて出てくるところを見つかった。
本人にさらわれていた間の話を聞いてみても、まったく要領を得ない。
木の葉がゴーッと鳴って目の前が白くなり、立っていられなくなってうずくまると、
背中の赤子がまだしゃべれないはずなのに「か・し・こ・み」と一語ずつはっきりと声に出した。
さっと太い腕でかつがれた感じがして、そのあとは貝の裏側のように虹色にきらきら光る場所でずっと寝ていた。
まぶしくて目を覚ますと、鎮守の森の入り口のあたりにいたんで家に戻ろうとしたと言う。
まあこれだけなんだけど。
ほんのりと怖い話-つむじさん
628 :本当にあった怖い名無し:2012/12/25(火) 16:19:01.82 ID:f/GgalY40『つむじさん』という遊びが、消防の頃クラスの女子の間で流行っていた。まず、「つむじさん、つむじさん、こちらのツムジにお入りください」みたいなことを言いながら、ターゲットの女の子の体操服の背中に指を押し当てて、ぐりっと左にねじって渦巻きの皺を作る。すると、次の体育の時間までに、渦巻きの皺を作ったところに『つむじさん』がドンとぶつか...
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それが、いつの間にか『押されて転ばなければ良いことが起こる』に進化して、
呪文も「つむじさん、つむじさん、○○ちゃんに良いことありますように」に変った。
最終的には、「つむじさん、つむじさん、○○ちゃんの願い事『××』を叶えてください」になり、
クラスの女子の間で爆発的に広まった。
そして、ある日。
体育の授業が始まる前、俺含む男子が女子の着替えを廊下で待っているとき、教室の中で悲鳴が上がった。
女子が一人飛び出してきて、先生を呼びに行けと言う。
保健係が走り、担任と保健の先生がやってきて、意識のない女の子を教室から運び出した。
後から班の女子に事情を聴いたところ、
その子は友達の手を借りて背中に作らなきゃいけないツムジを、自分で胸に作ってしまったそうだ。
そうして着替えてる途中、背中ではなく胸を『つむじさん』に突かれ、
仰向けにぶっ倒れて後頭部を強打し、失神したらしい。
幸い、命に別状はなかったけど、それ以来つむじさん遊びは消滅した。
ほんのりと怖い話-狐か狸
381 :本当にあった怖い名無し:2012/12/19(水) 22:22:09.73 ID:3Vs1lO830先週木曜日の午後6時半頃のこと。帰宅途中に所用があり、普段は通らない県道を走っていた。自動車通勤ね。前には黒っぽいbB(※トヨタの小型トールワゴン型乗用車)、その前には軽自動車が走っていた。bBが軽を煽るように走っていた。センターラインは白の破線なんだかから、そんなに煽るくらいなら直線のとこで抜けばいいのに、危ねえなと思いながら、...
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下りの左コーナーを立ち上がって短い直線になったところで、前を走る軽が急ブレーキ。そのまま停車。bBも停車。
煽られ続けた軽がブチ切れて喧嘩が始まるのか?と思い、追い越して先に行こうとしたら、bBから人が出てきた。
あー喧嘩だこれ。構ってらんねーから追い越そうと思った矢先、対向車が来た。
対向車は自分の車とすれ違うとすぐ、待避所のようなスペースに車を止めた。
何だ何だ?加勢に現れたのか?とか思いつつ、bBと軽をゆっくり追い越す。
違った。事故だった。bBの前がぐっしゃり、軽の後ろべっこり。
軽の運転手も出てきていたが、ドア開けっ放し。邪魔。
さっきの対向車は、事故を見て心配して車を停めたらしい。
自分がこのまま通り過ぎるのは気が引けたので、事故車2台の前に停車して車を降りた。
まあ両方の運転手が出てきてるから重傷ではないはず。一声かけたらすぐに離れようと思っていた。
382 :本当にあった怖い名無し:2012/12/19(水) 22:22:55.09 ID:3Vs1lO830
対向車の人が軽の運転手(年齢不詳の女性)に声をかけたところだった。
自分も「大丈夫ですかー?」と声をかけながら近づく。
女性は、「あー、skぅtrgy!!」みたいな、
何ていうか、はっきりと声は出しているのに何を言っているのか判らないことを言いながら、道路の真ん中に出てきた。
対向車の人が「危ないですよ!!」と腕を引っ張ってbBと軽の間に戻そうとする。
すると女性は、「あーひゃひゃ。ちょっとぉおそれってセクハラよーあっひゃひゃひゃ!!」と笑ってる。
女性は茶髪で服装は若い感じだが、声がババくさい。それでいて鼻にかけた媚びを売るような声で、正直きしょい。
言ってることもきしょい。最初は頭打っておかしくなってんのかなと思った。
「そうだセクハラだ!!」と声がした。見るとbBの運転手(男性)。何だこいつら?と思った。
bBのエンジンが唸りを上げる。あーラジエター割れて液漏れしてんだなと思った。
とりあえずbBのおっさんに「エンジン切った方がいいですよ」と声をかけた。
bBのおっさんは「うん。エンジン切ったほうがいい」と言いつつ、ニコニコしながら棒立ち。何だこいつ?
「いやbB、液漏れしてるみたいだし、危ないからエンジン切って下さい」と再度言うと、
「うん。エンジン切って下さい」って。
なんかムッとしたので、「自分はあなたの車に触る気はありません。自分で切って下さい」と言うと、
おっさんはショボーンとしながらエンジンを切りに行った。
その間、対向車の人と軽の女性が話をしていた。
全部は聞いていなかったが、最初のところで対向車の人が「頭打ってませんか?」と聞いていた。
事故後なら普通に聞く事だろうけど、なんか笑いそうになった。
383 :本当にあった怖い名無し:2012/12/19(水) 22:24:06.68 ID:3Vs1lO830
おっさんがエンジンを切りに背を向けてから、自分は対向車の人と軽の女性の方に向き直る。
なんか軽の女性、対向車の人と腕を組んで寄り添ってる。明らかにおかしい。知的障害者か?
あ、対向車の人は男性ね。
で、対向車の人が「警察と、念のため救急車も呼んだ方が・・・」みたいなことを言ってた。
すると軽の女性、「呼んで~?」とおねだり。妙にムカつく。
心優しい対向車の人が、多分スマホだと思うんだけど、それを取り出した。
そのときbBのおっさんが近づいてきて、「その電話で呼んで下さい」って。
電話って言うか?と違和感を感じたが、それよりおめーが連絡しろよと思った。
対向車の人が通報を終えるまではこの場にいてやろうと思った。
その間、下りコーナーを立ち上がってちょいなので、多重事故にならんよう処理しとこうと思った。
bBのおっさんに「三角板ありますか?」と聞くと、「三角板・・・」と言ったままきょとんとしてる。
「じゃあ発煙筒焚いて下さい」と言うと、「発煙筒・・・」でまたきょとん。
「いいや、助手席側のドア開けて下さい」と言うと、おとなしく開けに行った。
おっさんの後に続いて助手席の足下を覗くと、発煙筒が無い。やっぱダメじゃんこいつ。
軽の女性に発煙筒を出すよう言うと、「判らないから見て」と言う。
「あんたがドアを開けろ」と言うと、ようやく対向車の人から離れた。
助手席を見せてもらうと、発煙筒あった。
それを焚いてコーナーの向こうまで行って道端に置く。
戻ってきてしばらく待つと、ようやく通報終了。
「両方に連絡しました?」って聞いたら、「あ、警察の方で連絡してくれるってことなんで」と対向車の人。
「ああそうですか。じゃ、自分はこれで」と対向車の人に会釈して車に戻ろうとしたら、
bBのおっさんが「証拠だからいて下さい」と。それを言うなら証人だろうが。
しかもおめーが不利になる証人だぞ自分は。
と思いつつ、「お二人とも重傷では無いようなので、これで失礼します」と言って車へ。
そこに対向車の人が、「ちょっちょっとすいません!!」って小走りに駆け寄ってくる。軽の女性が続く。
「1人じゃ心細いんで、一緒にいてもらえませんか?」と言って、
横に来てまた腕にまとわりつく女性を横目でちらっと見る対向車の人。哀れなり。
384 :本当にあった怖い名無し:2012/12/19(水) 22:24:41.75 ID:3Vs1lO830
少しの押し問答の後、結局自分も待つことに。
15分程で警察が来て、すぐ後に救急車到着。
警察官の1人が対向車の人と話しながら、道路の反対側へ歩いていく。
もう1人の警察官が自分に話しかけてきた。
怪我はないか、この車があなたのか、ってことを聞かれた。
自分は通りすがりの吟遊詩人で、事故の当事者ではない旨を伝えた。
警察官、怪訝な顔。
自分の車まで2人で行って、警察官が車の周りを一周。ぶつけたあとが無いことを確認。
「だから、自分は目撃者だって」と言うと、
「ではあちら(対向車の人)の単独事故ですか?2台による追突事故との連絡だったんですけど」と警察官。
は?と振り返ると、事故を起こした2台が無い。変な2人もいない。
え?何何?と慌てていると、どうやら道路の反対側で対向車の人も同じ感じ。
それからが大変だった。警察官と救急隊員とうちら2人で大揉め。いたずら電話と思ったらしい。
救急隊の方は、隊長が自分を知っていたので、この人はそんなことをする人ではないと言ってくれていたが、
言いつつも納得いかない顔はしていた。
救急車はわりと早くに帰ったけど、
警察官には免許証を提示したり、対向車の人と知り合いではないかと会社まで調べられた。
「このクソ寒い中、いたずらのためにわざわざ外で待ってっかよ!!」
みたいにこっちもいい加減うんざりで喧嘩腰。
385 :本当にあった怖い名無し:2012/12/19(水) 22:25:13.83 ID:3Vs1lO830
結局厳重注意ってことになった。
自分は最後まで悪態ついた。「もう事故見てもほっとくかんな!!」って。
警察官はパトカーの中に入って何やらやってた。
自分は対向車の人と、「狐か狸にでも化かされたんですかねー?それにしてもむかつくわー」って話をして、
それじゃと会釈をして別れた。
車のドアを開けようとしたとき、
「あーっひゃひゃひゃ!!」
あの女の声だったと思う。笑い声が空から聞こえた。
びっくりして空を見上げたけど、真っ暗。
振り返って対向車の人を見たら、対向車の人もこっちを振り返って見てた。
自分は空を指さして、ん?って感じで小首を傾げたけど、対向車の人は無視してそのまま車に乗り込んだ。
暗くて自分がよく見えなかったのか、もう関わりたくなかったのか。
いつか狐か狸を見かけたら、轢いてやろうかと思う。
650 :本当にあった怖い名無し:2012/12/26(水) 19:32:33.62 ID:EuIchnn20
前に狐か狸に化かされた者だけど。
思いついたことがあって、ようやく先日同じ道を走ることが出来た。
が、あのコーナーが見つけられなかった。
同じ風景っていうか、同じ格好のコーナーが無かった。
もうどこまでが本当でどこからが偽物なのか判らなくなったので、
とりあえず、救急隊長に連絡を取るべく友人数名にメールして、連絡待ち。
659 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 00:01:16.94 ID:qu0nh0JH0
>650
おぉーっ
続報よろしく!
685 :650:2012/12/27(木) 21:38:09.61 ID:H3FJ15kc0
>>659
たいした続報じゃなくて申し訳ない。
救急隊長から連絡入った。
確かに救急車は出動してる。隊長が言うには、パトカーも確かに居た、対向車の人も居たと。
でもあのコーナーが無い。
自分だけ違う景色を見ていたのか、隊長も同じ景色を見ていたのかは判らない。
自分は対向車の人が停まったスペースを第一の手がかりにして、
別の箇所を第二の手がかり(こっちの方が判りやすい目印)にして走ったんだけど、
見つからなかった。
対向車の人が停まったスペース自体が見当たらないってのが不思議だ。
隊長も対向車の人を見てるので、対向車の人は存在する人間だと思う。
そうなると、対向車の人が乗ってきた車も実在するはずなんだけど、その実在する車が停車していたスペースがない。
もうワケ判らん。
686 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 21:59:51.04 ID:bhKH7+/N0
>>685
まあ意外と昼と夜では見え方違ったりするよ。おちけつ
俺も先行車がスピンしてガードレールヒットして冷や汗かいたカーブを、後日昼間通ったら全く違って見えたよ。
特に走行中見える景色と、止まって降車して見る景色はかなり違う。
687 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 22:17:10.20 ID:H3FJ15kc0
>>686
そんなもんなのかな。
発煙筒を探してみようと思って行ったんだけど、結局場所自体判らなくて断念した。
発煙筒が無くても、それっぽい太さと長さの木の枝でもあったら、何か可愛いなと思って。
デジカメ持って行ったんだけど、無駄足だったよ。
688 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 22:18:20.69 ID:EIxKqWSY0
>685
ナンバープレートは覚えてないの?
ふたりの車のダッシュボードは見た?
689 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 22:26:01.18 ID:EIxKqWSY0
>687
あと、警察待ちの間、どーやって事故車と変人2人を
視界から外せたの?
690 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 22:31:02.67 ID:Mf5c8x09O
>>687
またそのカーブ探しに行ってもし見つけたら、第2章始まんじゃね?
692 :本当にあった怖い名無し:2012/12/27(木) 22:40:09.67 ID:PQgTnvUi0
救急車が出動しているんだから日報か何かがあるだろ
隊長に聞けば場所はわかるはず
714 :687:2012/12/28(金) 23:38:45.55 ID:32nOBi7a0
>>688 >>689 >>690 >>692
まとめての返信ですまん。
チョコザイくんのような記憶力は持っていないので、ナンバーは覚えてないよ。走ってる時も車間取ってたし。
ただ、県外ナンバーとかなら目の隅に入った時点で気付いたかも知れないので、地元ナンバーかも知れない。
まあ暗かったし、事故起こした現場にいてナンバーまでは気に留めてなかったな。
ダッシュボードは開けてないよ。
2台とも見たのは助手席の足下だけ。普通はそこに発煙筒があるはずなんで。
もしかしたらbBは、ダッシュボードの中に発煙筒が入ってたかも知れないな。考えにくいけど。
そこまでは気が回らなかったな。
パトカーと救急車を待ってる間は、普通に2人もいたし車もあったよ。
軽と自分の車の間辺りの歩道で、自分と対向車の人と軽の女性がいた。
bBのおっさんは少し離れてbBと軽の間辺りの歩道にいたと思う。
隊長に事情を話したとき、間違いなく現場に来たか?って聞いたら、報告書の話が出たよ。
間違いなく行ったし、自分には悪いけど、誤報として扱ったって。
ただ、そういう書類は見せるわけにはいかないと。
連絡が入った時間や現着時やいろいろ書くらしいんだけど、家に行く場合なんかを除いて、
つまり道路上での事故で出動した場合は、県道○○線○○市○○地内みたいな感じで書くんだって。
だからその道路は特定出来るけど、ピンポイントでここって感じではないらしい。
道路とだいたいの場所は自分も判ってるんだ。
ほんのりと怖い話-ペットボトル
341 :本当にあった怖い名無し:2012/12/18(火) 20:55:17.25 ID:s57WDnQg0前に牛乳配達のバイトをしてたときの話。他の地域では違うかもしれないけど、俺のとこでは朝3時に宅配センターに行って牛乳をもらい、6時までの間に原付で配達する。新聞配達もやったことがあるので朝起きるのは大丈夫だったけど、配るエリアが広いし、家庭によって本数や種類が違うんで、始めた頃は覚えるのが大変だった。それでも毎日やる契約だったか...
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季節は秋頃で、4時前くらいだったと思う。
ある家に牛乳を配ろうとしたら、通りの向かいの家の塀の上がぼうっと赤く光った。
何だろうと思って見にいったら、ペットボトルが置いてあって、中でなんか黒いものがうず巻いてる。
そのときにはもう光ってなかったんで、瞬間的に何かの光が当たったのか、見間違いかと思った。
バイクに乗って次の配達先に行こうとしたら、
今度は進行方向の200Mくらい先で、また一瞬だけぼうっと赤い光が見えた。
342 :本当にあった怖い名無し:2012/12/18(火) 20:55:51.14 ID:s57WDnQg0
途中を配りながらそこまで行ってみたら、やっぱり光ったところにペットボトルが置いてあるんだよ。
銀行の駐車場の前の植え込みの中だった。
ここは前より明るかったんで中がよく見えて、白い紙と髪の毛の束と金属片のようなものがやっぱりゆっくり回ってる。
あたりを見回しても反射するような赤いライトはないし、車も通っていない。
不思議だなあ、と思いながら配達を続けると、そっから150Mくらい先でまた同じような感じでぼうっと赤く光るものがある。
ただし今度は一瞬じゃなくずっと光り続けてる。
そこはかなり年代がいっているようなボロい平屋で、門もなくて、
玄関の真ん前にやっぱりペットボトルが置いてあったけど、
中にライトが仕掛けられてるんじゃないかと思うくらい赤く光ってて、
中のものが液体とともに回ってって、地面に光の影を落としてる。
中身は前のものと同じだったと思う。
変なことがあるもんだなあと思ったけど、仕事中なんですぐその場を離れた。
その後はペットボトルは一本も見なかった。
で、次の朝の配達時にはそれらのペットボトルはなくなっていた。
で、さらに次の日、3本目のペットボトルがあった家の玄関に『忌中』の札がはられてたんだよ。
まあそれだけの話で、何かの偶然だとは思うけどね。
ほんのりと怖い話-通りゃんせ
227 :本当にあった怖い名無し:2012/12/12(水) 21:23:57.72 ID:I0ffIumY0この間怖い体験をした。俺が住んでるアパートから200mほど離れたところに、大学病院へ行く道と、ちょっとした通りとが交差する十字路があって、そこは音の出る信号機がついてるんだけど、そこであった話。俺は大学生で、その日は飲み会があってだいぶ遅くなった。深夜の2時を過ぎていたと思う。かなり酔っ払って一人でふらふらと歩いてその交差点まで...
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228 :本当にあった怖い名無し:2012/12/12(水) 21:24:28.82 ID:I0ffIumY0
その人が信号待ちしてるのに俺だけ赤でも渡っていくのはちょっとやましい気がして、その人の後ろで立ち止まった。
変質者とか思われても嫌だからけっこう離れて立っていたんだけど、
その人は下を向いていて「くっ、くっ」というような声を出してる。
これは笑ってるとは思えないんで、泣いてるのかもしれないと考えて、ますます嫌だなと思った。
そこを行きすぎて遠回りして帰ろうかとまで思ったけど、そのとき信号が青に変わった。
その人は歩き出し、『通りゃんせ』のメロディが流れてくる。
俺もつられるようについて歩き出したんだけど、何となく違和感がある。
んーあれ、この音楽って夜には鳴らないんじゃなかったっけ、
と気がついたときには道路を半分くらい渡っていて、その人は向こう側の歩道につくところだったんだけど、
突然音楽がハウリングしたような割れた音に変わった。
229 :本当にあった怖い名無し:2012/12/12(水) 21:25:08.72 ID:I0ffIumY0
ギュワギュワギョワという音の中で、その人の行く道にぼうっとにじむような感じで赤い鳥居が出現した。
ええっと思った。
そこは向こうの歩道のはずなんだけど、鳥居の中は真っ暗で、遠くに小さな明かりがちらちらしている。
なんだこれ、と呆然と見ていると、
その人は鳥居の前で立ち止まって、こちらを振り向こうとするような仕草をした。
振り向くかどうか迷っているように見えたけど、結局振り向かずにその鳥居の中に入った。
そしてその瞬間に鳥居は消えた。
信号が変わろうとしていたので、急いで鳥居のあった場所まで行ってみたが、
女の人の姿はどこにも見えないし、もちろん鳥居が立っていた跡もない。
ただ赤っぽい小さなお守袋が下に落ちていたが、薄気味悪いんでもちろん拾わずに帰った。
まあこれだけの話。
その後、その交差点は何度も通っているがおかしなことはない。
音楽はやっぱり午後の7時過ぎ以降には鳴らないということがわかっただけだった。
ほんのりと怖い話-東南アジアの新工場
219 :本当にあった怖い名無し:2012/12/12(水) 14:24:59.82 ID:msM8Bx7w0某メーカー系で働く友人が、東南アジアで新工場を立ち上げた際に現地で体験した話です。新工場は無事立ち上り、操業を開始して数ヶ月経過した頃、現地の女性作業員が勤務中に突然泣き喚きだし、持ち場を離れてしまう事件が発生。現地通訳に事情を聞くと、「彼女はお化けに取り憑かれた。この国では良くあることだから気にするな」とのこと。...
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220 :本当にあった怖い名無し:2012/12/12(水) 14:27:02.35 ID:msM8Bx7w0
到底信じることはできなかったが、言葉の壁もあり女性作業員と直接話をすることが難しく、うやむやになっていった。
また、女性の泣き喚き方が常軌を逸しており、
若干引き気味だった日本人スタッフ側は、現地の御国柄と無理やり納得して深く追求しなかった。
その後もお化けに取り付かれる人が続出したため、日本人スタッフはまじめにお化け対策会議を開催。
しかし、まともな対策案などでる筈もなく、現地の祈とう師を呼ぶも改善せず。
また、日本へお化けの報告をするわけにもいかず困っていた。
221 :本当にあった怖い名無し:2012/12/12(水) 14:29:05.66 ID:msM8Bx7w0
そんな中、あることから現地従業員の給料が正当に支払われていないことが発覚。
給与計算を担当していた現地スタッフが適当に計算していた。
現地は教育水準が低く、算数もまともにできない人がいるらしい。
給与計算の担当を換え、まともに給料が支払われるようになった頃、お化けは不思議とでなくなった。
ほんのりと怖い話-死期を知らせ
16 :本当にあった怖い名無し:2012/12/05(水) 16:09:49.12 ID:y5lAHRl70余り怖くはなく、どちらかといえば昔話に近いような内容ですので、ここに投下させていただきます。私が子どもの頃に祖父から聞いた話です。祖父が生まれ育った地域は、古くからの神話伝承の豊富な土地柄であり、これもそういうものの一つかもしれません。はるか古代に、その地域の国津神がある誓いを立てたのだそうです。それは、その地域の住人が死ぬ前に本...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
17 :本当にあった怖い名無し:2012/12/05(水) 16:10:43.63 ID:y5lAHRl70
黒い郵便配達・・・主に雨や風の強い夜に、その配達夫は自転車でやってきます。
まだ電話がない時代、あっても普及していなかった時代の話です。
風や雨の強い夜半、「電報です」とドンドンと戸を叩く音がします。
ただし、その音は家長にしか聞こえません。
外に出てみると、帽子を目深にかぶり黒いゴム引合羽の衿を立てた、
人相のわからない郵便局員がずぶ濡れで立っていて、無言で電報が手渡されます。
それに目を落として顔を上げると、自転車ごと配達夫の姿はもう見あたりません。
電報には1週間以内の日付が記されていて、読み終えたとたんに、これもまた溶けるように消えてなくなるといいます。
そこでその家の主人は何事であったかを悟り、死出の旅路の準備を始めるというわけです。
他にはこんなのもあります。
持ち山の様子を見に行ったときに、慣れ親しんだ道のはずがどうしたわけか迷ってしまい、
さんざんさまよったあげく、見たことのない大きな寺の前に出ます。
山門をくぐって中に入り、道を尋ねようと本堂に入りますが、
蝋燭が灯り線香に火がついているのに人の姿がありません。
そこで何かに誘われるように奥のほうの位牌堂に入っていきます。
位牌堂の入り口には卒塔婆が立てかけてあり、
削りあとも新しい一番上のものに、自分の名前と法要の期日が記されているのを目にするというわけです。
あっと驚いた拍子に寺は姿を消し、見覚えのある山道の辻に立っているのに気づきます。
18 :本当にあった怖い名無し:2012/12/05(水) 16:11:14.67 ID:y5lAHRl70
また、例祭などでもないのに、ふらっと氏神の神社に足が向いていきます。
手水をとっていると、水盤の底にゆらゆらと字が浮かび上がってきて、自分が死ぬ日の日付に変わります。
また、陽あたりのいい冬日に、子守に逆向きにおぶられた孫の顔を何気なくながめていると、
赤ん坊は「へくっ」とくしゃみをして、そのときに舌を出すのですが、
その舌がべろーんと長く伸びて、そこに墨で黒々と日付が書かれていたという話もあります。
お告げを受けた者は、そのことを親類・家族、檀家寺の住職に話し、死ぬための支度を始めるのです。
これは少なくとも戦前までは当たり前にあったと祖父はいいますが、
子どもの頃の私をからかっていたのかもしれません。
祖父はもう亡くなり、その伝承のあった地から離れていますので、
今現在もこのようなことがあるのかどうかはわかりません。
それから、明治の時代に一人、このお告げに抵抗した人と白い箱の話も聞きましたが、
それは長くなりますので、後日機会があれば投稿したいと思います。
ほんのりと怖い話-あぴ
12 :1/2:2012/12/05(水) 12:07:57.64 ID:+lEPm7M80高校時代の話。当時親父が猟銃を趣味でやっており、猟犬を飼っていた。小学生の時離婚し、母親に引き取られて別居していたんだが、ちょくちょく親父の所に行き、俺もキジ撃ちや猪狩りに参加していた。猟犬を飼っているプレハブは中々立派で、簡素なドッグランも併設しそこそこ広かったんだが、親父は掃除や片付けが苦手というか全く出来ない人種だったので、小遣いを貰って掃除...
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カテゴリ:ほんのりと怖い話
いつもの様にプレハブ内の糞を片付けていたら、隅の壁に25~30㎝ぐらいの人形が立てかけてあった。
リカちゃん人形っぽいのをイメージしてもらえばいいか。
くすんだ赤い服でみすぼらしい人形だったが、犬の玩具かと思い特に気にも留めず作業を続けた。
それでその人形をどかして掃き掃除し様とした時、
こちらを向いていた人形がクルッと壁側に向き直り、
そのまま横歩き?でカサカサッとすごい速さで、犬が休む時に使う小さな小屋に入り込んだ。
13 :2/2:2012/12/05(水) 12:09:38.12 ID:+lEPm7M80
俺は呆然とそれを見ているも、頭の中はパニック状態。
少しの間動けないでいたが、ハッとしてドッグランに放していた犬達を呼んだ。
例え犬でも猟犬であり、一人よりは心強いと思ったから。
目だけはその小屋から離さず、犬に小屋を調べる様指示したが、
犬達は警戒している様子はなく、??という感じで俺の横から動いてくれない。
その小屋は屋根部分が取れる仕組みだったから、勇気を出し思い切って剥いでみたところ、中には何も居なかった。
ただ、屋根を持った時に『あぴ』という人間の発音だけハッキリ聞こえた。
とにかく掃除だけ済ませ、親父が仕事から帰るのを待ち、
件の人形を犬にあげたか聞いたが、そんな物は知らんと言われ、話も信じて貰えなかった。
人形ではないとしたら、小人や妖精の類だったんだろうか?
嫌な感じこそしなかったものの、とにかく怖かった。
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