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死ぬ程洒落にならない怖い話-米里の家
298 本当にあった怖い名無し 2013/12/18(水) 11:20:38.45 ID:4jtbXFj/0 札幌で有名だった心霊スポット『米里の家』って知ってる人いる? 火事で焼けたんだけど詳しい話知ってるんだけどもし興味ある人がいたら書く309 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/19(木) 01:31:51.83 ID:oTywh/Yz0 >>298 懐かしいな。行った事あるよ と言っても道路から家がある敷地に一歩踏み込んだだけで、それ以上は足が動かなくて進め...
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323 738 New! 2013/12/20(金) 23:51:20.30 ID:CEA6E+il0
298で米里の家の話した者です
>>309さんにレス貰ったから
北海道スレにも書いたけどこっちにも書くわ
祟りって本当にあるんだなって思った話 以下長文で読みにくかったら失礼
前職で俺の相棒だったOさんの話です
Oさんは俺より一回り年上の42歳 一昨年の6月に俺のいた部署に入ってきた
前職は大手の住宅メーカーでバリバリのスーバー営業マンだったが、
前の年に脳の髄液が漏れる病気にかかり入院、復帰後は内勤に移動になったが合わなくて退職、
うちの社長の地元の後輩だったので俺のいた会社にスカウトした
Oさん、暴走族上がりで元DQN見た目もかなり柄が悪く態度も横柄だった。初日にさっそく揉めて
社長の前でガッツリとヤキ入れてやった(恥ずかしい話、俺も元は武闘派のDQN)
しかしさすが一回り年上の大人。翌日には和解。俺も謝った
それからは俺が仕事教えなきゃいけないので、毎日一緒に2人で客先を回りOJTする事となった
お互いに元DQN同士だった事もあり、非常に話があった、プレゼン能力も高く、とにかく仕事の出来る人だった
ある日2人で車で外回り中、なんか過去の悪さみたいな話になって、心霊スポットの話題になったんだ
朝○病院とか、苫小牧の廃病院とか。車の免許取り立ての頃ってみんな行くよねって話。
Oさん『あのさ…OOさん米里の家って知ってる…?』
俺『ああ、ネットで見た事ありますよ。何か昔暴走族が燃やして無くなったって話ですよね。行った事あるんスか?』
Oさん意味深な顔で『OOさん…俺何でこの話してると思う…?』
324 738 New! 2013/12/20(金) 23:52:06.08 ID:CEA6E+il0
俺『え…まさかOさんがやったんですか?』
その通り。犯人はOさんだった。その話をします
Oさんと友人(仮にYとする)当時のOさんの彼女とYの彼女
4人である夜、米里の家に凸った時、
現場に着くと、先客で大学生の数人組がいた、花火持ってるからそいつらも一緒にやろうって事になった
Oさん達は家に向かってロケット花火をバンバン打ち込んで盛り上がってたら、みるみる火が 点いて燃え上がった
もちろん通報もせずにすぐに退散。 かなりビビりながら数日過ごしてたけど
1週間ほど後にOさんはバイクで盛大に事故って大けがを負った。 同じ日の同時刻にYも車で大事故に逢い入院。
お互いに命は取り留めたらしいが、これはあの家燃やした呪いに
違いないってかなりビビったらしい
その数年後、Yの彼女は発狂して自殺したらしい
ここまで話してOさん『俺が去年病気になったのもそのせいかも知れないですよねw』
なんて話してたけどマジで洒落にならない事する人だと思ったよ。
んでOさん、去年自殺した。もうこの世にいないからこの話書いたんだ
発見して通報したのも俺。前○森林公園で車で練炭焚いて逝っちまった
死ぬ程洒落にならない怖い話-脅迫
296 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/12/17(火) 22:49:48.28 ID:YCVtN+rI0 怖いかどうかわからんが自分が体験した猿夢に似た話。 就職して遠くに行った友達が遊びにきたので自分の家に泊めていた。 んで友達が来てる晩での睡眠中のこと。...
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自分はよく金縛りにあうタイプで、その日も金縛りにあって、またか・・・とか思いながら解けるのを待っていた。
みんなの金縛り中の感覚がよくわからんが、自分の場合は真っ暗な無重力空間の中に浮いているような感覚なんだ。
まあ普段通りにその真っ暗な映像と無重力の感覚を味わっていたときに
何故か目の前に自分が現れた。
普段鏡や写真で見てる自分が。怒った顔で。
んで俺を指差しながら
「次に△△のことを話したら本気で○すぞ」←○のとこにはよく聞く脅迫の言葉が入ります。△のほうは思いだせん。
って感じのことを(もっといろいろ言ってたが思いだせん)言われたとたん心臓がめちゃめちゃ痛み出した。
本気で息ができなくて死ぬ・・・!って思った瞬間目が覚めた。
目を覚ますと友達がすげー焦った顔でこっちみてた
ドン!ドン!ドン!って音がしてたので起きたら俺の心臓の音だったらしい。
めちゃくちゃ苦しそうな顔してたらしく、これは絶対破裂するって思って救急車呼ぼうとしてたとか言ってた。
詳しくはわからんが、俺が何かを話したら、もうこの世とはおさらばらしい。
死ぬ程洒落にならない怖い話-夜の教室
294 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 21:02:13.69 ID:qnciVURB0 高校時代、俺は相当な問題児だった。 問題児と言っても授業をサボるとか他校の生徒との喧嘩に明け暮れるとか女を振り回すとかそんなカッコいい不良では無く、 提出物を出さなかったり細かい校則を破ったりするただのクズだった。 しかも当時の担任は提出物や課題の未提出には厳しく、部活があろうと夜8~9時だろうと居残らせてやらせる人。 ...
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295 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 21:02:59.15 ID:qnciVURB0
後日、部活に4組の奴がいたためこの一連の話をした。そいつは本当にうちのクラス?と疑っていた。
4組の女子は特に騒がしい人も一目でおかしいとわかる人もいないとのこと。じゃあ4組じゃない奴が4組で笑ってたのかな?
自分で話しておいて段々怖くなってきた。
そして最後に4組の奴に俺は言った。
俺「それにしても4組は非常口近いから災害あったらすぐ逃げれるよな。俺ら8組なんかお陀仏かもしれん(笑)」
4組「え?俺らも近くねえからお陀仏だわ(笑)」
俺「いやいや、まずお前らが逃げれてそれから5組6組7組……」
4組「お前は入学して1ヶ月経ったんだから早く教室覚えろや(笑)お前らの階に5~8組でその上の階に1~4組だろ?バーカ」
そいつ曰く
5階 | 非常口 | 1組 | 2組 | 3組 | 4組 |
4階 | 非常口 | 5組 | 6組 | 7組 | 8組 |
こんな配置らしい。じゃあ笑う女たちがいた教室は何だったんだ。
死ぬ程洒落にならない怖い話-ざわざわ
288 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/12/17(火) 10:08:20.61 ID:0dQxUCx20 他の方からすると怖くないかもしれません。 10数年前の話。 実家のある県に空港ができたので見学に行った。 その帰り道、川で休憩してた時のこと。 観音堂みたいなところの後ろを流れてる川なんだけど、 近くでみると結構流れが速い。 で、川沿いに歩いているとすごくざわざわして叫びたくなる場所がある。 端から歩くと ...
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289 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/12/17(火) 10:09:27.16 ID:0dQxUCx20
すごく怖いところが、観音堂の裏なので
観音様が怖いのかな?と思って、観音堂の前に立ってみたけどなんともない。
むしろすっきり。
同行者に帰ろうと促されるまで何回か試したけど、
怖いところはやはり一緒だった。
なんなんだろう・・・と思っていた数日後、同行者に
「楽しそうに何度も歩いていたから言えなかったんだけど・・・
あそこ、10日前ぐらいに子供が落ちて、まだ見つかってないんだって」
と言われた時、本当にぞっとした。
それからずっと、そこには行ってない。
死ぬ程洒落にならない怖い話-雪降ろし
279 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 03:11:47.76 ID:BcyJDssM0 俺は東北の豪雪地帯に住んでるんだが、6年前の冬、大雪が何日か続いた事があり、雪降ろしを何度もした事があった。 もう家の周りは雪だらけで二階の窓から出入りするくらいになってた。 そのせいか雪は4月になっても残っていた。 桜が散り始めた5月頃、家の裏手から腐臭が漂ってきた。 人間の死体だった。 死語相当経っていたらしく、...
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281 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 03:20:48.18 ID:BcyJDssM0
その後数ヶ月、警察が身元を調べているがわからないという。
たまたま通りかかった人が雪降ろしの雪に巻き込まれてしまったのか…
それからしばらく経ったある日、一匹の野良犬がうちの庭に迷い込んできた。
人間に慣れてるのか、食パンを投げてやったらガッツいていた。
そのままその犬は庭に居座るようになった。
犬小屋を作ってやり、狂犬病の注射もしてやった。
ある日、その犬が家の裏手の土を掘り始めた。
ちょうど死体があった場所だ。
しばらくその様子を眺めていた。
また死体が出てきた。
282 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 03:35:58.10 ID:BcyJDssM0
今度は身元が判明した。
数年前に行方不明になった隣の家の父親らしい。
何でうちの裏に埋まってるんだ?
その後俺を含め、家族全員事情聴取された。
だが、決定的な証拠はなく、不幸中の幸いか誰も逮捕される事はなかった。
ただ、家族の中に疑心暗鬼が生まれていた。
誰がやったんだ?埋まってたって事は事故じゃない。誰かが埋めたのだ。
当然俺たち家族は疑いの目で見られ、村八分になった。
母親は精神がおかしくなったのか、笑わなくなり、犬を殺して、死体があった場所に埋めた。
もはやここにはいられない。
引っ越すことになり、1週間後の夜までに準備を完了させるため、荷造りをした。
引越しの前日、警察がうちにやってきた。
父が逮捕された。
283 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 03:44:39.94 ID:BcyJDssM0
隣の父親を殺したのは俺の父親だったらしい。
動機はわからない。
当分引越しはしないでくれと警察に言われた。
家には俺と、おかしくなった母親だけが残された。
母親はあの犬がきたからこんなことになったのだと、事あるごとにまくし立てた。
犬に罪はない。俺はそう思った。
それより犬を殺した母を許せなかった。
母親を殺す決心をした。
その日の夜、母親が寝たのを見計らって、台所から包丁を持ち出した。
あの場所に埋めるため、スコップも用意した。
284 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 03:55:52.29 ID:BcyJDssM0
寝ている母親の部屋に行き、母親にまたがるように立って見下ろした。
包丁を振り下ろそうとしたその時、母親が目をカッと見開いた。
俺はそのまま動けなくなり、包丁を振り上げたままの格好でその場に立っていた。
母親は血走った目を大きく見開いたまま、布団からゆっくりと右手を取り出した。
その手には血まみれの大量の犬の毛が握られていた。
母親はそれを口元に持って行き、食べ始めた。
すると今度は左手を取り出し、醤油を飲み始めた。
変な呻き声を上げながら飲み続けた。
しばらくすると血を吐き始めて、そのまま動かなくなった。
285 本当にあった怖い名無し New! 2013/12/17(火) 04:05:22.66 ID:BcyJDssM0
俺は母親の死体を埋めた。
もうこの家には俺しかいない。当分ばれる事も無いだろう。
今思えば母親はもっと以前から狂っていたのだ。
あの死体も母親がやったのだ。
両親は当の昔に正気を失い、人殺しになっていたのだ。
隣の娘は悲しみで今も泣いているだろうか。
ここから引っ越す前に娘を父親の所に連れて行ってやろう。
そのためには、まずあの犬が邪魔だ。
犬に罪は無いが仕方ない。
食パンはどこだ。
死ぬ程洒落にならない怖い話-地下倉庫
255 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:22:09.69 ID:CJ+gy+4+0 小さな町です、取り立てて何もない 国道を挟んで海岸線からは4kmほど…海も近いが山も近いそんな町 父親の影響で小さい頃は剣道をやらされてました 夏臭く冬は痛い、変な表現だけど夏場の蒸れた防具の匂いと 冬場素足で踏む床板の冷たさ…これは特筆もの 活動日は週に2日で水曜日と木曜日 古い町営の体育館の年季の入りようは飴色を...
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256 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:25:02.43 ID:CJ+gy+4+0
体育館の舞台下の倉庫というとイメージが沸くでしょうか
暗くてジメジメしてて床と壁をコンクリで打たれたごく狭い空間…そうアレ
普段は跳び箱やらネットやらボールやら乱雑にしまってある場所
私の町のその古い体育館は舞台下の倉庫が水没してました
ひび割れたコンクリの隙間から雨水が流れ込んだんだと思います
消火用の溜池が併設されてのもあってちょっと雨量が多いと溢れた分が地下へ地下へ
少しずつ溜まって、地下倉庫はその空間のほとんどが水で埋まってました
257 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:28:23.97 ID:CJ+gy+4+0
地底湖みたいな?子供の頃見たこともあって先が見通せない暗さと
にごった水面が揺れる様からそんなイメージを持ってました
実際は向こう側まで遠くても20m程度だろうし全然地底湖なんかじゃないんだけど
元から子供には評判の悪い体育館で
ちょうど通ってた小学校の体育館が新築されたこともあり
より一層イメージが悪かったというか
確かにたたずまいにどこか気味の悪いものがあったし
でも古い木造の建築物なんてどれもそんなものかと
259 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:31:48.11 ID:CJ+gy+4+0
いわく近くを通ると真っ暗な体育館の中から時おり物音がする
いわくボットン便所に何故か不気味なマネキンが捨てられてる
いわく倉庫の水の中には怪獣がすんでる
子供の頃は半分信じてました、というか怖くてボットン便所には入った事がないです
ビビリでしたし電球も切れてましたんで入り口に立っただけで尻込みするというか…ホント暗い
当時はよく鍵の開け閉めをやらされてました、家も近かったんで満場一致でしたし
特に木曜日は剣道クラブが体育館を一番最後に使うので片付けと掃除と色々面倒で…
260 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:35:12.44 ID:CJ+gy+4+0
それで…その日は一番最後まで残ってたんですが
さて玄関を残して電源も落としたし後は鍵を閉めようという段階になり舞台袖の方に置いてあった
防具と竹刀を取りに近づいたんです
べちょり…と水気を含んだ音が聞こえたのは横の扉からでした
例の水没した地下倉庫に続く扉です、中は1部屋隔てて後は地下に続く階段があるだけです
最初は聞き違いというか雨でも降ってきたのかなと、体育館に入る前は天気はよかったのですが
1時間半ほどもクラブ活動した後ですし天候も変わったのかなと
261 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:37:44.05 ID:CJ+gy+4+0
古い体育館でしたから雨漏りもありました、水滴が落ちる音じゃないかと思った矢先
べちょり…べちょり…と音が連続した時点で気付きました、足音?
身体が先に動いたのは幸いだったんじゃないかと…
取るもの取らず入り口に向かって走ってました、留まるだけの好奇心はなかったです
人間も動物ですから、真にまずいと思ったときはこういった勘が働くんでしょうかね…
後方で扉の開く気配、振り向かないように入り口の明かりを目指しました
262 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:40:20.37 ID:CJ+gy+4+0
勢いよく扉を閉め震える手で鍵をかけ家まで全力疾走した事は憶えています
私が中学を出る頃、体育館は取り壊されました
地下も埋め立てられたみたいです…結局何もないただの空間だったのかなって
263 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/15(日) 03:42:51.81 ID:CJ+gy+4+0
ごめん1つだけ嘘吐いた
あの夜、実は鍵をかけられなかった
体育館の入り口の扉の曇りガラスの向こう、張り付いた汚い白いのがこっち見てたから…
死ぬ程洒落にならない怖い話-危険球
210 本当にあった怖い名無し 2013/12/13(金) 17:27:16.44 ID:gzUjhJdg0 マイナスドライバー系の話になるのかな? 3ヶ月前、ある届け物があったため同じ市内の中で自宅からかなり離れた場所に住んでいる知り合いの家へ。 届け物を届けた後、家に帰る道でバッティングセンターを発見。...
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野球は中学以来やってないけどどうだろう…?と思いつつ入り、お金を払いコイン受け取り。
左打ちの自分は打てるところが限られているのでとりあえず左端の110kmの打席から1ゲームスタート。
110kmで3ゲームやったがまあ、結果はお察し……。中学時代も補欠でしたからね、はい。
まあ、いくつか良い当たりも飛んだし運動になったな。そういった満足感を抱き打席を出ようとした。
ちなみに110kmの場所は出入り口が右打席の後ろにあるので左打ちの人はホームベース上を横切ってから出る形になる。
出口に向かおうと足を踏み出したその時、ホームベース上をボールが通過した。
え?球数まだ残ってたの?1ゲーム25球まだ終わってないっけ?
そう考えて慌てて打席に立ち、マシーンの方を見たらマシーンの後ろに誰かいた。
髪はロング、ボサボサの髪に汚い身だしなみでこっちを睨んでる。
驚いたしそいつがやったのか?という疑問も湧いたが同時に俺は挑発されたと思い打つ構えを見せ、睨み返した。
しばらく構えたまま、睨んでいるとやがてそいつはマシーンの陰にスッと隠れた。補欠なめんな。
ただ、必要以上の球数を投げてきたことは怖いので受け付けのおばちゃんに相談。
するとおばちゃんは言った。
「ここは私と夫の2人で経営してるのでそれはおかしいですよ。娘はいますけど、大阪でバリバリ働いてますし……」
ゾッとしたので一応マシーンの検査お願いします。と言い残し俺はバッティングセンターを出た。そして全速力で帰った。
何で俺が狙われたのか、あいつが何者か分からない。もうあそこのバッティングセンターは行きたくない。
死ぬ程洒落にならない怖い話-懺悔
202 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/11(水) 15:24:00.67 ID:yuIlL1Qf0 短い話だけど・・・ 自分の叔父にあたる人が数年前に亡くなったんだけど その理由ってのがギャンブルで借金作りまくって 最終的には近所の山で首を吊っちゃったんだけどさ 叔父さん首を吊る瞬間に奥さんに電話したらしくて 奥さんがその電話にでたらすごい苦しそうな声で 「ごおおおおおおっなさいいいいいい!!!」 「ごおお...
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203 本当にあった怖い名無し sage 2013/12/11(水) 15:37:51.17 ID:yuIlL1Qf0
途中だった・・・202です
その葬式の時なんだけど、都会じゃどうかわからないけど
こっちでは近所の和尚さんが家に来て拝んでくれるのね。
で親戚一同、会社の方、近所の方などが集まってきて
和尚さんも到着したので遺体のある広間で拝み始めたわけです。
そしたら拝み始めて数分もしないころに誰かの携帯が鳴ったんですよ
誰のだろうと思ったら棺桶の側に置いてたおじさんの携帯から音が鳴ってる・・・
取らないわけにもいけないので奥さんが携帯を確認しようとしたとき
「ごおおおおおおっなさいいいいいい!!!」
「ごおおおおべええんんんなさいいい!!!」
奥さんが叔父さんの死に際に聞いたという言葉が
ありえないくらいの音量で広間に響き渡ったんです・・・
ていうかそこに私もいて、確かにその声は聞きました・・・
その後、うちの父が携帯を確認したらしいのですが
その時間に着信もなければ留守電も入っていなかったそうです。
死ぬ程洒落にならない怖い話-みみくい様
157 1/4 sage 2013/11/24(日) 18:57:28.65 ID:1o74vSj80 みみくい様 みみくい様の呼び出し方(自己責任) ・参加者は全員前の日に寺社・教会などに行ったり風呂に入ってはいけない。 ・私語は厳禁 ・呼び出し参加人数分の人形をセロハンテープで作る。 ・意味不明な言葉を1分間しゃべり続ける。 ・自分が喋った意味不明な言葉を紙に全て書く。 ・人形と紙を口の中に入れる。 ・人形を噛まない様に紙を...
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158 2/4 sage 2013/11/24(日) 19:01:23.53 ID:1o74vSj80
・紙に肉の味がして来たら成功(この時点でその場の全員の消滅が確定)、『みみく
い様ありがとうございます』と紙の味が変わった者が言う。
・紙の味が変わった者はみみくい様に質問して良い。
・質問が終わったら『みみくい様お帰りください』と言う。
・みみくい様を呼んだ者はこの世から消えてなくなる。
友人のAから聞いた話。
Aのクラスではこっくりさんならぬ「みみくい様」が流行っていた。
みみくい様は質問をする相手というより一種の罰ゲ
159 3/4 sage 2013/11/24(日) 19:03:34.99 ID:1o74vSj80
ームだった。
何か失敗したり約束を破ったりしたらみみくい様を
呼ばなければならないというルールで、みみくい様
は何でも質問に答えてくれる替わりに自分を呼んだ
者達に呪いをかけるという・・・
呪いをかけられた者は消えてしまうという噂だった。
ちなみにAのクラスは男女合わせても13人しか居なかった・・・
他の学年は30人クラスで2クラスか3クラスあるの
にAの学年だけ極端に生徒数が少ない。
160 4/4 sage 2013/11/24(日) 19:06:40.33 ID:1o74vSj80
誰かが言った、『きっと「みみくい様」に存在を食
われてしまったんだ。だからこの学年は生徒数が
少ないんだ・・・だって最後にみみくい様を呼んだ
のは誰か誰も覚えて無いなんておかしいよ!』確か
にみみくい様の呼び出し方をAのクラスメイトは全
員知っている、そしてその全員がまだ一度もみみく
い様を呼び出していないのだ。
その噂がクラスに広まって以来誰もみみくい様を呼
ぼうとする者は居なくなった。
死ぬ程洒落にならない怖い話-生贄様
150 1/6 sage 2013/11/24(日) 17:27:29.15 ID:1o74vSj80 生贄様 数十年前、曾爺さんから聞いた大正末期の頃に起こったという話。 私の故郷の村には生贄様っていう風習があった。 生贄様っていうのは神様に捧げられる神様の事だ。 生贄様は家畜の中から選ばれる・・・村の牧場や 養鶏場に居る家畜の中から〇〇〇〇の月の月曜日 の夜に産まれた家畜の中に小さな青色の瞳をした 家畜が生贄様、生贄様は人の言...
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151 2/6 sage 2013/11/24(日) 17:29:46.83 ID:1o74vSj80
言葉を喋ったりもするが、生贄様の先見言葉を聞
いてしまったら、それは必ず忘れなければ災いが
訪れるという言い伝えがある。
生贄様は50年に一度産まれて来る。
そして産まれてから7ヶ月後に生贄として捧げられるのだ。
捧げる方法は神社の御神体である鏡を床に置きその上から生贄様を落とす。
鏡に落とすと ポチャン という音と共に生贄様はこの世から跡形も無く消える。
152 3/6 sage 2013/11/24(日) 17:32:00.76 ID:1o74vSj80
この儀式は神主と生贄様の産まれた家の者だけで
行われる掟で、そこに居る全員が神社の地下にある密室で目隠しをして儀式を行う。
生贄様を落とした鏡は8日間は絶体に見てはなら
ないとい言われ儀式の直後に神主が袋に入れると
鍵付きの木箱の中に封印され更にその木箱は江戸
時代の古い大きな金庫の中に厳重に保管される。
尚、過去に好奇心から鏡を覗いたヤンチャな神主
が一人居たそうで彼は禁忌とされた生贄様の言葉
を手帳に記録しだしたかと思うとか7ヶ月間ずっと
153 4/6 sage 2013/11/24(日) 17:34:38.53 ID:1o74vSj80
生贄様を質問攻めにし続けたそうで、ヤバイと思
って止めようとした氏子さん達の忠告も無視して
かなり険悪な状態になってたらしい。
その儀式の日が来ても案の定鏡を覗いてしまった
らしく鏡を見たその日に奇声を発しながら神社を
飛び出して行ってしまい行方不明になってしまったそうだ。
で、家族が葬式の準備を始めた数ヶ月後にどこで
調達したのか何と鎧武者の格好をして村に戻って来た!
154 5/6 sage 2013/11/24(日) 17:37:50.43 ID:1o74vSj80
そして意味不明な言葉を村人に対して喋り出した。
神社に戻って家中を漁り出したかと思うと食料庫
の中の物全部をその場で食べ始めて何かこれは旨
いぞ!という様な顔をして例の外国語みたいな意
味不明な言葉を口走った。
食べ終わるとそのままその場で朝まで眠ってしまったらしい。
目が覚めると神主は元に戻っており村人や家族が
聞いても今まで何をしていたのか覚えていないと言った。
それから数日後に村の近所の古墳が盗掘されていると騒ぎになった。
155 6/6 sage 2013/11/24(日) 17:40:04.20 ID:1o74vSj80
神主はもしやと思い警察に出頭して事情を話した
らしい、すると調べてみると何と鎧兜に刀剣類一
式は古墳から持ち出された遺物らしかった。
これを聞いた村の老人達は口々に〇〇〇〇様(こ
の地方の風土記とか伝説に出て来る英雄)が乗り憑ったのだろうと噂したそうだ。
その後、その神主さんは神社を追い出された後に
何と当時の帝大を大検で受験して合格して結構有
名な郷士なになったとか・・・名前は忘れたが。
まあ爺ちゃんの言う事だし本当か嘘かは知らん。
ほんのりと怖い話-死体に出くわす3人組
818 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/09(月) 16:53:24.03 ID:Rr3IFsTy0.net高校時代からの付き合いの俺入れて3人で遊びに行くと、必ず死体に出くわす組み合わせの遊び仲間がいた。山に行ったら首吊り死体、海とかの水辺に行ったら水死体、って感じのが遊びに行くたびにあったんだけど、最初の首吊り死体以外は直接死体を見たってわけじゃないし、あんまり連続するもんで、何か慣れというか、死体現場に出くわす心構...
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ほんのり
カテゴリ:ほんのりと怖い話
んで、また遊びに行くかって事になって海釣りに行ったんだけど、何もなくて、
やっぱ偶然だったんだなーって事で、完全にネタとして扱うようになった。
帰りの電車待ってる時に、
「今日は見えないコナン君同伴しなかったんだなwww」だの「死体仕込むの忘れたww」だの、
くだらない冗談飛ばしあってたら、向かいのホームで女の人が電車に飛び込んで自殺した。
あまりにもタイミングよくこんな事が起きたもんで俺らビビりまくって、
これはマジでお祓いなり厄払いなりしたほうがいいんじゃないかって事になって、
皆でお祓いに行ったら、それっきり死体に出くわくなった。
ビビりな俺は、マジで見えないコナン君的な物がいて俺達がビビるのを面白がってたけど、
段々反応が薄まって腹立つから自殺現場を目撃させたんじゃないかとか、
幽霊はマジでいるんじゃないかとか色々考えちゃって、よく怖くて寝れなくなる。
ほんのりと怖い話-私が通っていた音楽学校
798 :本当にあった怖い名無し:2014/06/06(金) 05:29:43.72 ID:s0yHQWveW私が通っていた音楽学校は、お稽古事としての音楽教室の他に、音大受験コースがありました。その受験コースには4人の先生が常勤していて、A先生は一番の古株。表面上は優しく見えますが、陰険で嫌味連発。気に食わない生徒には厳しく当たり散らすと評判でした。B先生はとにかく厳しいと評判でしたが、そのぶん音大合格率が群を抜いていました。C先生はA先生...
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私はなんとかしてB先生のクラスに編入してもらえました。
評判通りB先生はとても厳しくて、レッスン中に悔し涙をこぼしたことも何度かあります。
それでも3ヶ月ほどB先生のレッスンを受けているうちに、私の中に変化が起きていました。
799 :本当にあった怖い名無し:2014/06/06(金) 05:30:54.01 ID:s0yHQWveW
実は私、小学5年ぐらいから週に1回のペースで金縛りに遭っていたのですが、
B先生のレッスンを受けるようになってから、金縛りを一度も起こしてないことに気付いたのです。
7月の夏休み前にサマーパーティーがあるのですが、そこで私は冗談めかしてB先生に言ってみました。
「B先生のレッスン受けてから金縛りなくなったんですよ。先生って凄いですよねー。オバケも逃げていくんですから」
B先生はドキッとした顔をした後に、
「それは君が人間的に成長したからだよ。
ただ、ひとつだけ。君の部屋に古いダンボール箱あるよね?それは早く捨てておきなさい。
使う用のない箱を部屋に置くのは良くないよ」
私は『え?先生、何言ってんだろ?』としか思わなかったのですが……
帰宅して確認してみると、たしかにタンスの上に中くらいの段ボール箱が組み立てられたまま放置されていました。
小4の時、この家に引っ越してきた時のもので、それ以来、置きっぱなし……
その後も、B先生から不思議なアドバイスをいくつか貰いました。
言われている時はわからないのですが、帰宅して確認するとその通りの繰り返し。(ここらへんについては割愛します)
その後、B先生の厳しい指導の甲斐もあって、B先生クラスのほとんどは音大に合格。私も合格して音楽学校を卒業。
音大に行ってからは、教授の個人レッスンなどで忙しく、音楽学校とは疎遠になっていました。
800 :本当にあった怖い名無し:2014/06/06(金) 05:33:08.00 ID:s0yHQWveW
音楽大学を卒業してからは、B先生とは年賀状だけのやりとりになっていたのですが、
私が28歳の時、音楽学校時代の友人の披露宴二次会でその後を知りました。
音楽学校はその後、生徒数減少もあって規模縮小することになったのですが……
その時、A先生がC先生とD先生と組んで、B先生の追放を計った、と。
B先生はあっさりと音楽学校を辞職。
人気講師だったB先生がいなくなったことを喜んでいたA先生ですが、
音楽学校の教務室で突然の心臓発作で亡くなり(他の持病はあったようですが、心臓は元気だったそうです)、
その後、C先生とD先生は、一緒に酒を飲んだ帰りのタクシーで事故に遭い、二人とも半年近く入院の重傷。
女性事務員の一人に喉頭ガンが発見され、生まれ故郷で入院のため退職。
若い男性事務員の一人は、休日に自転車に乗っている時にトラック巻き込み事故に遭い、両脚の膝から下を切断の大怪我。
古株の男性事務員は、就業中に突然の頭痛を訴え救急車で搬送。
脳腫瘍が発見され、手術困難な部位らしく、社会復帰は難しいと退職。
なんと、これら全ての病気や事故・怪我が、B先生退職後の1年半の間に起きていたのです。
そして、音楽学校も閉校……
その話を聞いた半年後に、私はB先生が音楽監督をやった演奏会をたまたま観に行きました。
そこで約束を取り付け、後日、B先生とランチをご一緒した時に、気になっていたことの全てを伺いました。
801 :本当にあった怖い名無し:2014/06/06(金) 05:34:40.25 ID:s0yHQWveW
「先生は、霊感とか、そういうのがあるのですか?」
「私は、視えないよ。ただ、音が聴こえることがある。
君の段ボール箱の時は、ガサガサとした音が聴こえた。多分、段ボール箱だな、と思って言っただけだよ」
「あの段ボール箱になにかいたんですか?」
「多分、ネズミかイタチだろうな。小物だったから、段ボール箱の処分でどうにかなった」
「私の金縛りが消えたのも、なにか関係があるのですか?」
「それは、私の生徒だからだ。私の生徒にちょっかいは出させない。
私が強くそう思えば、そうなることを、経験的に知っていたからね」
「A先生が亡くなったり、他の先生や事務員に事故が起きたことと、B先生はなにか関係があるのですか?」
「あるといえば、ある」
「まさか、呪ったとか?」
「そんなことはしない。
あの学校の土地が最悪だったんだ。私が勤めている間は、私が抑えこんでいた。しかし、私は辞職したからね」
「じゃあ、B先生が残っていれば、みんな、無事だったとか?」
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
ただ、C先生とD先生や、事務員を引っ張ったのは、A先生だよ。
元々、土地が腐っていた上に、A先生の執着が絡んでしまったから起きた不幸だね」
B先生は、とても淡々と語ってくれた。
「最後に……先生は、なんで、そんなに冷静にお話できるんですか?人が死んでしまった事実があるのに」
「土地に因縁があったとしても、本人が巻き込まれないように善き行いをしていればいいんだ。
だが、A先生は巻き込まれた。それはA先生の行いの問題であり、責任だ。
そして、A先生が悪霊になって引き込んだとしても、悪霊に巻き込まれた人間にも行いの問題があっただけだ」
「そんな……ちょっと厳しすぎませんか?先生が抑えこめるなら、抑えこんでいれば……」
「結局ね、あの土地が、私を追い出すように仕向けたんだよ。
その土地の因縁に、A先生は飲み込まれた。
そして、そんな土地にしがみつく理由は、私にはない。
なによりも、こんな話、誰が信じる?」
その後、私は結婚し、子供をもうけました。
B先生に結婚式の招待状をお出ししたのですが、仕事で外国へ長期出張されているため、出席はしていただけませんでした。
B先生とのご縁は、あのランチで切れてしまいました。
そして先日、音楽学校のあった近くをタクシーで通ったら、既に新しいオフィスビルが建てられていました。
ほんのりと怖い話-北アルプスのとある場所で道迷いした
737 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:46:27.80 ID:0fM8nd8R0.net登山をしていた頃、北アルプスのとある場所で道迷いした。もう日も暮れてしまって、どうにもならない状態に陥っても歩き続けた。稜線を歩いているし人気のある山だから多分、しばらく歩けばどこからか光が見えるはずだ。なんてことは無い、朝を迎えた時は『あの時はやばかったなあ』なんて思えると信じて、ひたすら稜線を歩いた。今考えれば...
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20時を越えると、秋口の山でも風が吹くととても寒くなる。体感温度は零下。
稜線を諦めて下降して樹林帯に入った。
険しい道が続き、いつ気づかない斜面で滑落するかわからないという状況を、暗闇の中歩き続ける。
ふと樹林の中から呼ばれる不思議な声がした。
自分の名前を呼んでると分かって、怖いよりもなんだか嬉しくて、その声のするまま険しい道を進んでいった。
暫くして地図としっかり照合できる山道に出た。
助かった!まさに九死に一生だった。
そこでツェルト出してビバークして、翌日無事下山した。
あとから思い出すと、その声は、
『○○、そこだ!いまだ!あー!』『○○走れ!いけー!』『もう少しだから最後まで諦めないっー!』
みたいな掛け声だった。
無論、道のない山の中だから走ったりできず、ただ黙々とその声のする方に歩を進めるだけだったわけだけど、
不思議と声を怖いと思う気持ちはなくて、じわりと心が温まって、
自分を応援してくれてる、尽きた気力を振り絞って頑張ろうと思えた。
やがて年月が過ぎて、母が50代の半ばで死に、葬式の後に父親から昔のビデオテープを渡された。
そこには、中学時代の自分がバスケ部の試合に出ていて、それを母が応援しながら撮った映像があって・・・
その応援はまさに、あの遭難の時の声そのもの。
中学の時は反抗期も伴って、母親が試合の応援に駆けつけるのがとても嫌だった。
それで何度も喧嘩したことも殴ったこともある。
でも、母親はいつも応援に駆けつけてくれてた。
実家を出た後も、ちょくちょく連絡をくれた母。
生きている頃からずっと陰ながら自分を心配して助けてくれていたんだと思うと、涙が溢れてきて止まらなかった・・・
今もすごくめげた時、とても仕事に追われて辛い夜など、母のビデオを再生して母の若い時の声を聞く。
それで一泣きすると、『頑張れよ』と天国から励ましてくれるようで、翌日から頑張れる。
738 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/06/01(日) 21:49:48.49 ID:0fM8nd8R0.net
山にまつわる不思議な話とはちょっと毛色が違うので、こちらに書きました。
ほんのりと怖い話-見た目も服装も若い男
599 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:21:13.09 ID:W/X3G/zD0.net母から聞いた話。ほんの1ヶ月くらい前の話です。母はあまり大きくない総合病院の売店でパートをしています。小さな売店で、店員も午前・午後で一人ずつ交代して営業。母は午後の担当で、閉店までのシフトです。売店は外来受付のロビーに面しているのですが、外来受付は売店より早く閉まってしまうため、閉店間際は暗い外来受付ロビーの隣で...
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ある日、外来も閉まり入院患者への面会時間も終わった時間に、見た目も服装も若い男が売店にやってきたそうです。
病院自体が閉まっているわけではなく、
1階の出入口に近い売店なので、入院患者でない人が入って来られないわけではないのですが、
道は病院で行き止まりとなっているので、普通の客がふらっとやってくることは珍しく感じたそうです。
普通に会計をしていると、その男が母に話しかけてきました。
「あれ?(母の名前)さんだよね。ひさしぶり、俺のこと覚えてる?中学で同じ組だった○○だよ」
600 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:22:10.82 ID:W/X3G/zD0.net
その男はどう見ても30代前半くらい。
母はアラフィフなので、中学の同級生にはとても思えなかったそうです。
母の服装も、マスクをして名札には結婚後の姓が書いてあるだけなので、
正直、中学校以来顔を合わせていないのにわかるとは考えづらい。
○○さんとは確かに中学校の同級生だったそうです。顔も、そう言われてみれば(若いけど)似ている。
ただ母の記憶では、その人は高校生の時にバイクの事故で亡くなったはずでした。
その記事を新聞で読んだのを思い出し、母はびっくりしてまともな返事が出来なかったそうですが、
男はその様子を見て「え?昭和~年生まれだよね?」と更に話しかけてきたそうです。
確かにその年は母の生まれ年です。
男はそのまま、「頑張ってね」と声をかけて帰って行ってしまいました。
601 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/21(水) 19:22:48.83 ID:W/X3G/zD0.net
もしかしたら亡くなったというのは記憶違いかもしれないと思った母は、
後日、母の母(私の祖母)に○○さんのことを聞いたそうです。
母「○○くんって覚えてる?」
祖母「ああ、あんたが高校の時に亡くなった子でしょ?バイク事故だっけ」
と、確かに祖母も覚えていたようです。
○○という名字はとても珍しく、母の知り合いの中にもその人しかいないのです。
オカルト系を全く信じていない母ですので、冗談などではないと思います…。
ほんのりと怖い話-祖父母の家で昼寝をしていた
584 :sage@\(^o^)/:2014/05/19(月) 21:33:12.67 ID:XRI2Qz5Z0.net4歳か5歳か、小学校に上がる前の、夏の終わりの話。私は田舎にある母方の祖父母の家で昼寝をしていた。喉が渇いて目が覚めて、違和感を覚えた。何回も遊びに来ている家だけど、何かが違う。部屋にあったはずのおばあちゃんのベッドがなぜか仏間にあるし、ただの壁だった縁側の突き当たりに謎の扉があるし、広い家の中で私を一人ぼっちにして、おばあちゃんはど...
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585 :sage@\(^o^)/:2014/05/19(月) 21:35:18.68 ID:XRI2Qz5Z0.net
いつの間にか寝ていたようで、『おつかいありさん』という童謡を歌うおばあちゃんの大声で起きた。
歌うことも珍しいおばあちゃんが大声で歌っているのにもびっくりしたけど、
なくなったタオルケットが体にかかっていて、仏壇のあるお座敷の奥ではなく縁側に寝ていたのにも驚いた。
おばあちゃんがアイスをくれるというので起きあがった私は、縁側の突き当たりに扉を見つけてしまって大泣きした。
おばあちゃんは、
「ママは結婚式で遠くへ行っちゃったのよ」「◯◯ちゃんはお留守番できるって言ってたじゃない」
となだめようとしたけどそうじゃない。
客間へ走っていったらやっぱり食器棚があって、私は食堂のテーブルの下に潜ってわあわあ泣き続けた。
おばあちゃんは根気よく私をなだめてアイスを食べさせてくれた。
夜になって、玄関から「トントン」と音がした。
おばあちゃんと一緒に廊下へ出ると、あの頭部の大きいひょろひょろの人影が2つうごめいていた。
彼らは直立しているのではなく、手足を妙にぐにゃぐにゃと遊ばせていて、不気味さが増していた。
私は再び食堂のテーブルに潜り込んだけれど、引き戸を開ける音がした。
おばあちゃんに「◯◯ちゃん、お迎えが来たよ」「おじいちゃんとお父さんだよ」と呼ばれ、私は仕方なく玄関に行った。
異様に大きい頭部は人間の顔ではなく、両目とも黒目が描き込まれただるまに似たものだった。
2人とも夏だというのに真っ白い長袖長ズボンで、手足をぶらぶらぐにゃぐにゃと遊ばせていた。
怖すぎて声も出せず、食堂のテーブルの下で丸まって泣いていると、おばあちゃんが女の人を連れて戻ってきた。
おばあちゃんが言うには、その女の人が「◯◯ちゃんを迎えにきたママ」で、
女の人は「結婚式に出ていて迎えに来るのが遅くなってごめんね」と私に謝った。
母にとてもよく似た別人、というとはっきりしないけれど、
瓜二つの双子のような、なんとなく雰囲気が違う、そんな感じ。
母は上に兄姉がいる末っ子で、双子ではない。
586 :sage@\(^o^)/:2014/05/19(月) 21:40:51.10 ID:XRI2Qz5Z0.net
母を名乗る女の人に連れられて当時住んでいた都市部のアパートに帰ったが、
見覚えのない巨大な扇子が部屋に飾られていたり、
玄関の横に物置のような部屋
(「反省部屋」と呼ばれていて、母?に叱られた後に、夕ご飯までそこに閉じ込められることが何回かあった)
が増えていた。
父親は記憶の通りの顔かたちでほっとした。
それからも祖父母の家に行くことが何度かあったので、
現れた縁側の扉や客間の食器棚、消えた小鳥と小魚についておじいちゃんに聞いてみた。
現れたものは元からあって、消えたものは元からないことになっていた。
おじいちゃんは私が小鳥と小魚を欲しがっているのかと思ったようで、
次に遊びにいった時には玄関に鳥かご、居間にアクアリウムがあった。
母?は「急に水槽とか鳥とか、お父さんどうしちゃったんだろう」と不思議がっていた。
私が高校を卒業する頃には祖父母とも亡くなってしまった。
私は県外の大学に進学したために2年前に家を出て、今は父、母?、妹の三人で暮らしている。
今年の4月に母から電話がかかってきた。祖父母の家で遺品整理をしたという。
『いつの間にか客間にばかでかい食器棚増やして、使いもしないティーセット飾っちゃってさあ』と愚痴られてぞわっとした。
その日は適当に話を合わせて電話を切り、GWに帰省した。
十数年見慣れた母?と現在の母の違いは、私にはもう曖昧になってしまったが、
母?から生まれた妹には「ママ、お姉ちゃんがいなくなってから違う人みたいになっちゃった」と言われた。
「どういうふうに?」と聞いたら、「なんとなく別人な気がする」というはっきりしない答え。
帰京する当日、母と二人でお昼ご飯を食べながら、
「おじいちゃんちに小鳥と小魚いたけど、なんで飼い始めたんだろうね」と何気ないふうを装って話を振ると、
「昔から、鳥とか魚とか、何がかわいいのかわかんないもの飼うの好きな人だったからねえ。
実家にいた頃はママがお世話してて、ママの部屋だった離れを鳥屋敷にするくらいいっぱい飼ってたときもあったのよ」
と苦笑いしていた。
私の母は戻ってきたが、妹を産んだ母?はどこに行ったのだろう。
父はこの異変に全く気づいていない。
590 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/20(火) 03:31:15.37 ID:zt9Yi+Ix0.net
>>584-585
ほんのりどころじゃなく怖いけどw
ところで、頭でっかちのヒョロヒョロした奴はどうなったの?そのまま消えたのかな?
591 :583@\(^o^)/:2014/05/20(火) 04:09:54.98 ID:M9SvEJ5A0.net
>>590
三和土からは上がってこなかったみたいです。
私が食堂にに逃げこんでも追いかけられることはなく、
女性に連れられて祖父母の家を出たときには誰もいませんでした。
ほんのりと怖い話-賭け事(対人限定)が異常に強い奴
542 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/@転載禁止:2014/05/15(木) 23:32:46.91 ID:ZdNhIHW70.net大学時代、賭け事(対人限定で)が異常に強い奴が友達にいた。ジャンケン、ババ抜きなんかのトランプ、賭けマーなんて負け知らずってくらい。他にも嘘を見破ったりと、アイツはカンが鋭い、なんて皆から言われていた。...
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ある時、賭けマーで8.000円位負けた時のこと、
「お前何でそんなに強いんだ?何かの超能力?」と冗談半分で聞いた。
すると友達は、
「ん~、何て言ったらいいか分からないけど、
人が嘘ついたり隠し事があると、その人から変な甘い匂いがするんだよね。
嬉しい事があった人は、ハッカみたいな清涼感のあるにおいとか」
と言った。
確かにソイツが賭け事で負けるときって、花粉症とか風邪で鼻が詰まった時だったな~
風邪引いて鼻が詰まるといつもソイツを思い出す。
ほんのりと怖い話-某動画サイトで生放送を見てた
526 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/14(水) 03:18:56.33 ID:5RrhFiMr0.net今さっきあった話。某動画サイトで面白い生放送やってたので見てたんだ。で、かなり見てる人数は少なかったんだけどコメントで盛り上がり、数人とTwitterID交換。そこから一番話のノリの合ってた人とDM使ってSkypeID交換、通話へと流れた。...
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俺も相手も男だったし、全然緊張とかもなく好きな放送とかの話で盛り上がってたんだけど、
突然「○○は変わらないなーw」と言われた。○○は本名ではなくあだ名。
しかも本名をもじったあだ名ではなく、中学時代の一部の人しか知らないあだ名だった。
特に深い意味のあるあだ名でもないから、アカウントでも使ってないし呟いた事もない。
「久し振りで楽しかったよ!」と言われ、脳みそフル回転して思い当たる奴を考えた。
が、男でこのあだ名を知ってるのは本当に数人しかいない。
その中でも話のノリが合ってたのは高校で事故にあった△△しかいないと思い、
思い切って「△△・・?」と聞くと、「ははは!たまには家に来いよな!」と言って通話が切れた。
527 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/14(水) 03:19:27.67 ID:5RrhFiMr0.net
Skypeやった事ある人なら分かると思うけど、通話が終わると相手のアカウントのページに通話時間が表示されるんだ。
なのに、通話が切れた瞬間にホーム画面に飛ばされた。
弟とか他の家族なのかチャットで聞こうと思い、相手のページを探すが見付からず。
通話の前に少しチャットしてたのにその記録も消えてる。
アカウントブロックすれば相手からのチャット拒否出来るけど、その場合はアカウント名の表示消せないんだ。
俺が操作しないと俺側で名前が消えるのはありえない。
怖いというより、あそこで俺が名前を聞かなければもう少し話せたのかなと今切ない。
ほんのりと怖い話-湿気
505 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/12(月) 11:36:31.16 ID:T14gbfvMi.net大学時代にアパートに一人で住んでいた。別に特別古くも新しくもない、平均的なワンルーム。...
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2年目の冬、帰宅後の習慣で、俺は換気をのために窓を開けた。
その時なにか冷たい風にのって何かがフワッと入ってきたように感じたが、
気に留める程でもなく、普通に生活していたんだけど、
それから部屋の中が異常に湿気ぽくなるようになった。
1年の冬はそんなことにはならなかったし、梅雨でもここまではっていうくらい水気が凄い。
玄関にある備え付けの木製の下駄箱があっという間にカビて、中はナウシカの腐海のような状況に。
部屋の隅の床や壁も、どれだけ気を付けても水滴が浮き、カビが生えるようになった。
敷金は帰ってこないだろうなと覚悟した。
それどころか、別途でかかるかもしれないと思うと陰鬱だった。
また、その頃から、部屋に自分の他にもう1人いるような気がするようになった。
掃除や換気にはかなりマメな方だし、今までなかったことだから、何か霊的な現象ではないかと思ったが、
貧乏学生に引っ越せる金があるわけでもなく、そのまま住むしかなかった。
それに、何故か一過性のものだと感じていた。
急に始まったのだから、急に終わるだろうな、くらいに。
506 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/12(月) 11:37:56.12 ID:T14gbfvMi.net
それから3ヶ月くらいして、ちょっと暖かくなってきたなーって思いながら窓を開けると、
外から入ってくる風とは別に、部屋の中から何かがふわっと出て行った。
その瞬間から、なんか部屋がすっきりして、広くなったように思えた。
関係性があるかわからないけど、そのすぐあと5万程度だけど宝くじが当たった。
退去時に追加でハウスクリーニング代が要ったから、とんとんだったけど。
ほんのりと怖い話-若い洋画家
424 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/07(水) 10:53:37.08 ID:e8bWxK1E0.net子供の頃、うちに時々ヤスオさん(仮名)という若い洋画家が遊びに来ていた。ヤスオさんは父の旧友の次男で、親の反対を押し切って画家を志したため勘当され、いよいよ食い詰めるとうちに食事に来たり、お金を借りたりしていたのだという。ヤスオさんはいつもお金を返すことができず、さすがに心苦しく思ったのか、ある時「お世話になってる...
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数年後、ヤスオさんは日の目を見ないまま、30歳で自ら命を絶ってしまわれた。
すると、彼の父親が「息子のアトリエにこんな絵があったから形見に受け取ってくれ」と、
なんと以前もらったのと同じ父の肖像画を持ってきたのだ!
家族中でビックリして、父の友人が帰ったあとに納戸の肖像画を探したが、どうしても見つからない。
以前のヤツは捨ててしまったのかも……これはきっとその時の習作だねと皆で言い合って、
とても飾る気になれないその暗い肖像画を、母は再び納戸にしまい込んだ。
ところが、それから我が家には急病や姉の破談などの不幸が重なり、
とくに姉の破談を気に病んだ母が評判の霊能者に見てもらったところ、
「1階の奥にしまってある絵が飾ってくれと強く訴えている」と言われたそうだ。
霊能者は、
「その肖像画は最初から1枚しか描かれていない。
それを書いた男性は、生前からその絵が飾ってもらえないことを内心ひどく悲しんでおり、
死後にその絵を父親に託し、形見としておたくに運ばせたのだ」
と語ったという。
まっさかあー(;´∀`)と言い合いながら、母は菩提寺に事情を話してその絵を預けた。
ヤスオさんには申し訳ないが、飾るのが不吉に思えるほど暗い雰囲気の絵だったからだ。
(ご住職はその絵が嫌ではないらしく、有難く飾らせていただくと言ってくれたそうだ)
以来、悪いことは起きていないので、ヤスオさんも納得してくださったのかなと思う。
私の記憶にあるヤスオさんは、物静かで優しいお兄さんだった……心から哀悼。
ほんのりと怖い話-いわくつきの物件を紹介して欲しい
342 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/01(木) 21:11:20.16 ID:9GGAk1AF0.netいわくつき物件の話。俺は一年前から不動産の仕事をしている。主な仕事は部屋の紹介など。そこの不動産会社は高校の部活の先輩、渡辺(仮名)さんが勤務していて、そのつてで紹介してもらった。ある時、二十代ぐらいの男性が部屋を探しに来た。その男性、巻田(仮名)さんからいわくつきの物件を紹介して欲しいと言われたのだ。突然の事に要...
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343 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/01(木) 21:12:18.83 ID:9GGAk1AF0.net
部屋に行く途中、巻田さんと話をしたのだが、
彼は霊などのオカルトは全く信じていないようで、以前にもいわくつきの部屋に住んでいたという。
その時も特に霊体験をしたことはなかったそう。
アパートは築八年ほどの二階建てのごく平凡な建物だった。
以前は近くにある機械の部品組み立て工場で働く、一人暮らしの派遣労働者がほとんど入居者だったようだが、
不況の煽りを受け派遣切りがあったので、今ではアパートの入居率は2割ほどしかいない。
目的の部屋は、道路から入って一階の一番手前の場所だ。
ドアを開けて中を見たのだが、何の変哲も無いワンルームの部屋だった。
巻田さんからも特に意見がなかったのでその日のうちに契約が成立し、次の週には入居した。
しかし巻田さんが部屋に住んで一週間ぐらいが過ぎたとき、突然彼から苦情の電話が来た。
巻田さんの話によれば、彼が夜中に寝ていると突然ドンッ!ドンッ!という大きな音で起こされたという。
飛び起きてドアのほうに向くと、部屋の外で男が何か怒鳴ったりドアを叩いたりしていたそう。
こういった苦情は良くある事で、
「どこかの酔っ払いが騒いでいるのだろうから大丈夫ですよ」と彼をなだめるように説得した。
巻田さんもしぶしぶ了承してその場は収まった。
しかし、それから二週間ぐらいが経って、また巻田さんから以前と同じような事が起きたとゆう連絡を受けたのだ。
俺はただ事ではないと思い、彼にに直接会って話を聞きくことにした。
それによると巻田さんはその日の夜、二時ぐらいまでゲームをしていた。
すると突然、どこからか革靴のコツコツと鳴る足音が聞こえてきたのだ。
足音はだんだんと近づいてきて部屋の前まで来ると止まり、
その後ドアを激しく叩く音が聞こえ、それと同時に男の怒鳴り声が聞こえてきたという。
男は「いい加減にしろ!」や「もう俺に付きまとうな!」などと言っていて、十分ぐらいそれが続いた後、静かになったということ。
霊とかオカルトが平気な巻田さんもこれには参ったらしく、青ざめた表情を浮かべていた。
警察に通報しようかどうか考えたが、
またその男が来るかもしれないので、その時に通報して現行犯で捕まえてもらうことにした。
そしてさらに二週間後に、また男が来たのだ。
344 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/01(木) 21:13:13.89 ID:9GGAk1AF0.net
夜中の一時過ぎあたりに俺の携帯電話が鳴る。
巻田さんからで、電話に出ると巻田さんが興奮気味に、
『来た来た!聞こえるでしょ!』
そう言うと携帯電話を玄関に向けたらしく、コツ、コツと革靴が地面を叩く乾いた足音が聞こえる。
足音はだんだん大きくなっていき、しばらくして突然止まったのだ。
少し間をおいてドンッ!ドンッ!とドアを激しく叩く音が、それと共に男の怒鳴り声が聞こえた。
『ひぃっ!やっ・・・・・やばい!』
巻田さんの押し殺した悲鳴のような声が携帯を通して聞こえてくる。
『こっ・・・・・これはもう警察でしょ!』
「わかりました警察に連絡してください。俺もそっちに行きます」
電話を切り、部屋着であるジャージ姿のままで俺は自宅を出た。
巻田さんの住むアパートまでは俺の自宅から自転車で十分位の所にあり、急いで現場に向かった。
アパートの隣接する道路まで来て遠目に部屋を見ると、アパートの電灯の中に人影が見える。
自転車を降り、静かに歩いてアパートの入り口まで来ると、
そこには黒い薄手のジャンパーに青色のジーパン姿の男が、巻田さんの部屋の前で何か怒鳴っているのが見えたのだ。
警察はまだ来ていなく、どうしようか迷って立ち尽くしていると、男が不意にこちらに顔を向けた。
男は人がいる事に気づいて驚いたが直ぐに顔を隠すように俯き、こちらに向かってくる。
そして入り口で立ち止まっている俺の脇をすり抜けるように男は立ち去ろうとしていたので、
逃げられると思い咄嗟に男の腕をつかんだ。
男は俺の手を振り払い逃げ出そうとしたので、今度は男の腰にしがみついた。
その拍子に男は前のめりになり、地面に俺と共に倒れこんだ。
男はすぐに立ち上がったのだが、そのさいに片方のスニーカーが脱げた。しかし、そのまま逃走。
俺も残ったスニーカーを掴み、後を追いかけたが途中で見失ったので追うのをあきらめ、一旦アパートに戻った。
戻ると警察官が来ていて巻田さんと話していた。
俺が事の次第を警察官に話していたが、その途中で男が他の警察官に捕まったと連絡が入ったのだ。
345 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/01(木) 21:14:06.29 ID:9GGAk1AF0.net
その後、警察に行き事情聴取をされた男は素直に犯行を認めた。
俺は警察官から男の素性について聞いて驚いた。
男は巻田さんの部屋で自殺した女性と知り合いだったのだ。
以前、男は女性と付き合っていたがしばらくして別れたとの事。
しかし女性の方が未練があり、ストーカーになってしまったのだという。
女性はその後自殺、男も女性からの激しいストーカー行為に心を病んでしまい、病院の精神科に通院していたよう。
巻田さんの部屋に行った動機に関しては、あいまいな事を言っていて良く分らないとのこと。
結局、男は家族に向かいに来てもらい、そのまま実家で療養することに。
事件はとりあえず解決し、巻田さんも一安心した様子で別れた。
翌日、仕事に行き渡辺さんに昨日の出来事を話した。
「幽霊の正体見たり、ですよ」
俺は得意そうに言い、
「いわくつきの物件は出る出るというけど、まあ大体現実はこんなもんだよなぁ」と二人で笑っていた。
ところが男が捕まって三日後に巻田さんから連絡があった。
聞くと、部屋をすぐに解約して欲しいとの事。
理由を問いただしたのだがあやふやな態度をとられてしまいどうにもならないので、俺は本人に直接会う事にした。
巻田さんのところに行くと、青白い顔をした本人が待っていたのだ。
解約の理由を俺が問い詰めると、巻田さんがうつむき加減に理由を話してくれた。
346 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/01(木) 21:14:50.05 ID:9GGAk1AF0.net
一昨日、男の姉が巻田さんに謝罪に来てくれたのだという。
そして男の奇怪な行動について話してくれたのだ。
姉が男から聞いた話によると、男は彼女が自殺をした後、部屋に篭りがちになっていたそう。
しかし夜になると誰からか見られているような不安な気持ちになる。
気になって窓から外をそっと覗いてみると、近くの道路に死んだはずの彼女がこちらを見て立っていたのだそう。
女性はしばらくそのままでその後、どこかに去っていくのだという。
毎日それが続き、我慢できなくなった男は彼女の後を追うことにした。
彼女に気づかれないよう静かに後を追うと、巻田さんの住んでいるアパートに行き着いたのだ。
しかし彼女は部屋の前まで来ると姿は消えてしまう。
彼女が部屋に入ったのだと思って、部屋の前まで忍び寄り、様子を伺うのだがどうにもならない。
どうにもならないイライラが、死んでまで自分に付きまとう彼女に対する怒りに変わり、
男は発作的にあのような行為をしてしまうのだという。
そういう行動を何週かごとに繰り返していたようだ。
神妙な面持ちで話をする巻田さんを見て俺は少しあきれた。
確かに気持ちの悪い話ではあるのだが、男は精神を病んでいたので幻覚を見ている可能性があるし、
なによりも心霊やオカルトを信じていないはずの巻田さんが、そんな話を鵜呑みにするのはおかしいと思ったからだ。
そんな俺の気持ちを感じたのか巻田さんが、
「実は昨日の夜・・・・・」
「えっ!また男が来たんですか?」
反射的に俺が聞くと、
「いや・・・・・違うんだけど・・・・・やっぱいいです」と何か歯切れの悪い返事。
腑に落ちず、さらに聞こうとしたが彼のあまりに青ざめた表情を見て気の毒になり、それ以上の話を聞くのをやめた。
結局、巻田さんは次の部屋が見つかるまで知人の家に泊めてもらうことで終わり、彼と別れた。
実際に自分が心霊現象にあったわけではなく、あまり怖い話ではないが、
いわくつきの部屋にはこうゆうトラブルもあるといった話。
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